禁じられた恋と性(8)-2
彼女の言葉にふと我に返った。
「いや、あまりに貴女が美しいのでついに見とれてしまいました」
「そんな……きつく抱いて下さい、ご主人様 」
私は江梨子にご主人様 と言われ、自分を取り戻していた。
もうこうなってはなるしかならない、彼女は自分のものになったのだ。
遠慮することは無い。(しっかりと愛すればいい)
それを求めてきたのは彼女自身なのだから。
私は江梨子の顔を両の手で包み、美しい瞳を見つめキスをした。
(あぁ、う、う……)
ため息とも、呻きともつかないような声を忍ばせる彼女の舌を吸った。
とろけるような甘い舌だった。
私は舌を彼女の咥内でゆっくりと動かした、中で唾液が溢れる。
それにつれて彼女の湿った舌が私の舌と絡まった。
その感覚は、まるで私の舌が
彼女の膣の中を舐めているような錯覚に囚われている気がした。
「す、素敵です、ご主人様 」
「貴女もですよ」
「あぁ、嬉しいです……」
キスをしながら私の左手は彼女の豊かな乳房に触れ、優しく揉んでいた。
(柔らかい、マシュマロのような柔らかだ)
その白い肉の感触は私をさらに興奮させる。
次第に大きくなり始めた乳首を私の手のひらでなぞっていた。
優しく羽に触れるように
「あん、それ、素敵です、ご主人様 、嬉しいです……」
うわ言のように彼女の声を聞きながら、
私の手はさらに彼女の柔らかな肉体を滑り込んでいた
それに反応するように江梨子は感じ、身体をのぞけっていた。
ついに私の手は彼女の下腹に到達し割れ目に指を這わせた。
「あっ! ご主人様 、す、凄いです」
「江梨子さん、もうこんなに濡れていますよ」
「あう、恥ずかしいです…… 」
濡れた割れ目を指で弄びながら、
ついに私の中指はしとどに濡れた穴の中に入っていった。
温かくヌルッとした感触を私の指先は感じていた。
すこしそこを弄びながら
一度その指を抜くと、今度は人差し指を重ねて再び膣の中に挿入した。
彼女の中に二本の私の指が入っていった。