優等生-4
「ねぇ…田所?」
「は、はい」
「実は、このミュールかなり気に入ってるんだけど、最近汚れてきてさぁ〜」
「はぁ…」
「キレイにしてちょうだい?あなたのお・く・ち・で」
「く、口でですか?!」
「何?私の言うこと聞けないの?」
彼女はわざと艶めかしく脚を組み替えた。
「あんたさぁ、さっきから私の脚ジロジロ見て、興奮してんでしょ?」
「そ、そんなことは…」
「何言ってんの。しっかりテント張ってるじゃん」
「いや、これは…その…」
「あんたのソレ、この足でシュコシュコしたり、胸で挟んだりして欲しかったら、素直に言うこと聞きなさい?ほら、おいで」
田所が近付いてくると、彼女は首輪を巻きつけた。
そして、首輪に繋がれた鎖をグッと引き寄せる。
「もう一度だけ言うわよ?私の靴を舐めなさい。キレイになるまで、じっくりとね」
「はい、わかりました…亜里沙様」
田所は亜里沙の前に跪き、右足を両手で支えると、靴を舐め始めた。
亜里沙はそんな田所を見下ろして、思わず溜め息を吐く。
優等生のプライドは保持できたものの、残りの講師たちの数と性癖を考えると、溜め息を吐かずにはいられないのだった………。
―完―