誰にも言えぬ綴りごと-3
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ダーリンが出てすぐ、ガン太が来た。
ガン太は若い女性を連れて来ていた。
「その人は誰……?」と聞こうとしたら、ガン太は私を押さえつけて、女性が私を裸にしてしまった。
ガン太に押さえつけられたまま身動きできない私に、女性がくらいついて何かしている。
ガン太が離れて私ははじめて、縄で縛られている自分の姿を感じた。
あたりに青白い光が走った。
ガン太がインスタントカメラをかまえて、シャッターを切っていた。
「やめて!」私が言っても、ガン太はつぎつぎとシャッターを切る。
「ほら、ママすごいでしょ。」女性の声がした。見ると女性はタガ男を抱っこして服を脱がせていた。
タガ男が、縄で縛られた私の姿を見ておびえている。だけどタガ男のチンチンは、女性の手に握られて固くなっているのを見た。
「さあ、大好きなママのところへ行きましょうネー」
女性はそう言って、タガ男を私の身体に寄せた。そしてタガ男のチンチンを、私の股に押しつけてきた。
私は昔オナニーに慣れてなかったころ、おそるおそる指を股に差しこんだことを思い出した。
私の股に帰ってきたタガ男のチンチン。それはその時に感じたような、じんわりとした快感をもたらした。
「へへっ」ガン太が笑ってタバコに火をつけた。
小さい子どもがいるし、ダーリンにニオイでばれると困るからと、うちでタバコを吸うのは禁じているのに、ガン太は何の遠慮もなしに、タガ男の顔めがけてゆっくり煙を吹きかけた。
タガ男はうっとりと目を半開きにした。チンチンの気持ち良さが、タバコのニオイでまた高められたのだろうか。
「どのへんで終わるのかな?」ガン太が言った。
「さあ……」女性がタガ男の身体を揺らしながら言った。「まだ射精しない年だからねぇ。快感が果てしないかもね。」