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母のローマ字日記
【母子相姦 官能小説】

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誰にも言えぬ綴りごと-1

 俺の部屋の書棚に、固い表紙の分厚いノートがある。
 母の形見だ。
 ノートを開いて見ると、おもて表紙からはテレビ雑誌から切り抜いた、母が好きだったとおぼしき時代劇やドラマの見所が貼り付けてある。
 そしてうら表紙からは、雑誌や新聞から切り抜いたレシピが雑然と貼り付けてある。

 そんな内容のノートだから、母の形見とは言え特に見て来なかった。
 だけど最近になってノートをめくって見ると、ノートの真ん中あたりに母の直筆の文章があるのを見つけた。

 はじめは、誰かが使ってたノートを母がもらったのかと思ってた。そこは流れる筆記体でびっしり何か書いてある。
 だけどよく見ると、それはローマ字で綴られたフツーの日本語だった。そしてじっくり解読してみると、間違いなく母が書いた「日記」だった。

 「日記」だけど詳しい日付は記されていない。
 母が、父には知られたくない記録だったからだろう。

   【以降解読文】

 ダーリン(父のこと)と入れ違いに、ガン太が来た。
 ガン太は玄関先で靴も脱がないうちに、私の下半身をムキ出しにして股を舐めてくれた。
 ダーリンは好きだけど、女を察してくれない。
 妊婦だって性欲はあるんだ。
 ダーリンは私の臨月腹を、割れそうな風船のように大事に扱ってくれるけど、私はがまんできない。
 性欲をおさめるために、オナニーばかりしてた私の前にあらわれたガン太。

 ガン太は私の臨月腹を撮りたいと言って近づいてきた。
 私は記念になると思ってOKした。
 でもガン太は、私の臨月腹を見て性的興奮をもよおすタイプだった。
 それはそれで良かった。ガン太は私の赤ちゃんの出口をキレイにしてあげる、と言って私の股を舐めた。
 私は長い間忘れていたセックスの楽しみをガン太にあらためて教えてもらった。

 ……この臨月腹に入っているのは、俺だよな。
 俺が入ってる母のお腹に興奮した『ガン太』って、誰だよ……

 


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