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演歌の性奴隷
【SM 官能小説】

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その1 堕ちた美人歌手-1


その夜の煌びやかなクラブは入口の灯りが消され、
すでに常連客は入店しておりドアーはロックされ、メンバーでなければ今は誰も入れない。

少し広い店の中は適度な淡い照明になり、そこには常連の客達が集まっている。
その人数は七人ほどで、男達のその中には美しく着飾った女が三人ほど混じっていた。
そこでは妖しい雰囲気が漂い、そのクラブの中では会員だけの秘密会が行われるようである。

皆、テーブルの前に置いてあるデザートを食べたり、
カクテルやワインを飲みながら女を抱き談笑をしている。

店の中には気怠く洒落たムードミュジックがたゆたうように流れ、
それに沿うように男達が吐き出す煙草の煙が紫色の空気となって漂っていた。

ロマネコンティやコニャック、ブランデーなどの高級な酒類の栓が開けられ、
客達の胃袋の中に落ちていった。

その中の女達は選ばれただけに、このクラブのママの恭子に負けずに美しかったが、
女達もその為に呼ばれただけではなく、後でその理由がわかってくる。

薄くらい部屋の隅に陣取っていたダンディと自負する客の一人の前川は、
前が大きく開いた女の胸の谷間をじっと見つめながら

「彩奈ちゃん、私はね、君のその胸の中に抱かれて眠ってみたいんだよ」
「あらぁ、前川さん、お上手ね、でもいざとなったらあそこは起つのかしらねえ」
と言いながら、豊満な彩奈はそっと前川のズボンの前に触れた。
すでに前川のズボンの下のペニスは固くなっている。

「わはは、起つよ、そのでかいオッパイに吸い付いたらビンビンになるさ!」
「きゃー、頼もしいわぁ!」
そんな卑猥な会話があちこちで囁かれている。

そのクラブの美しいママは恭子と言い、
笑顔を振りまきながら客にワインやブランデー等を注いでいた。

美しい彼女は豊満な体を、女達には負けじとばかりに
透けるような薄いドレスを着ていて、溢れ出るような乳房がこぼれそうだった。




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