思い出はそのままに-34
浩之を見下すような言い方だった。頭に血が上った。だが、ここは言う通りにいておいた方がいい、そう思った。沙織の前で、祐樹と言い争うのは危険だと思ったからだ。いつか、思い知らせてやればいい。
「おねがい、浩之くん。美奈を助けて!」
浩之は首を振ると、ビデオカメラを手にした。
「ふふ。じゃあ、美奈。セックスしようね」
「い、いやあ・・・」
祐樹が服を脱ぐ。美奈に近づいた。美奈は後ずさる。祐樹は、美奈の髪をつかんだ。
「いたいっ!」
「にげるなっ! 服を脱ぐんだよっ!」
祐樹が叫ぶ。美奈は泣いた。祐樹はそのまま美奈を押し倒すと、服を引きちぎった。
「美奈っ!」
沙織が駆け寄ろうとする。それを、武士が押さえ込んだ。
「武士くん、なんでっ! 武士くんは、優しい子だと思ってたのに!」
「ごめん、先生・・・祐樹くんには逆らえないんだ・・・」
武士は苦渋に満ちた表情だった。
「よし、入れてやるぞ」
「いやぁ・・・ひろくん止めて・・・」
祐樹は美奈の秘部に狙いをつけると、ペニスをねじりこんだ。
「いやぁあああ! いたあああい!」
美奈は前戯などされていない。乾いた秘部にねじ込まれたのだ。痛みで泣き叫んでいる。
「くうっ、いいぞ。しまるしまる」
「あっ、あっ、いやぁぁぁーーー!」
祐樹は、笑みを浮かべながら美奈を突く。
「いたいよぉ・・・ママァ・・・あああっ! いたいよおおおーーー!!」
「祐樹くん止めて! やるなら私をやりなさい!」
「ははっ。先生、美奈の中、すごい気持ちいいですよ。ほら、ほらっ!」
「いたい、いたいいっ! くうううっ!」
祐樹が力任せに美奈を突く。美奈が突かれる度に、ガクガクと揺れた。
「先生、どうですか? あなたの子供が犯されてますよ。ほらほら、どうですっ!」
「うぐううう・・・いたあああい!」
祐樹は先生と言っていたが、浩之の方を見ていた。祐樹は、浩之が美奈を抱いていたことを知っているのだろう。実際は、浩之に向けられているというわけだ。
美奈への想いはあまりない。だが、祐樹に馬鹿にされていると思うと、頭に血が上った。落ち着け。浩之は自分に言い聞かせる。祐樹を敵にまわすと、今までのことがばらされる。それはできない。今は言いなりになっておけ。笑わせておけ。浩之は黙ってカメラを回し続けた。
「くううっ、先生知ってますか? 美奈のやつ、初潮がきたんですよ。これで、赤ちゃん生めますよね」
「なっ!? だめよ・・・絶対にダメ! それだけは許してあげて!」
「はぁ・・・くっ、美奈の中にたっぷり出してあげますよ・・・赤ちゃんが出来ても、ボクは結婚出来ないですけどね」
「ああっ・・・おねがい・・・」
沙織が泣き崩れた。祐樹はそれを笑って見ている。祐樹が腰の動きを速める。
「だめ、ダメだ・・・出すよ、うおおおっ!!」
「い、いやあああぁーーー!!」
祐樹は、言葉どおり美奈の中で射精した。
「いやぁあああ! なんてことしたの!」
沙織の絶望の叫びが部屋に響いた。
「はあはあ・・・いっぱいでたな・・・」
祐樹はペニスを引き抜くと、満足げにうなずいた。
「先生、このままじゃ本当に妊娠するかもしれませんよ。だから、吸い出してあげたらどうです」
祐樹がそう言うと、武士が沙織を引っ張った。
「いやっ・・・いたいっ・・・」
「さあ、中出しした精子を舐めとってみろよ。親ならばな」
祐樹は、沙織の髪を掴むと、美奈の秘部に近づけた。美奈の秘部からは、祐樹の精子が漏れ出してきている。
「ああ・・・ママ・・・」
「美奈、ゴメンね・・・こんなことになって・・・」
沙織が美奈の秘部に口をつける。舌を伸ばして、美奈の秘裂に舌を這わせた。
「あ、あん・・・」
美奈が甘い声をあげる。沙織は舌を尖らせると、美奈の膣口をほじくる。
「だ、だめぇ・・・ママ・・・ああん」
「すごいよ先生。これが親子愛というものなんだね。キャハハハ!」
沙織は祐樹の言葉など無視して、ひたすら美奈の秘部を舐めている。
「ママ、ママァ・・・」
美奈は泣いていた。沙織も泣いてた。二人の光景は、なんとも哀れだった。
「よし、今度は先生の番だよ」
祐樹は、沙織の尻を掴んで持ち上げる。
「なにするの!? やめなさい! 私は、あなたの先生なのよ!」
「淫乱女が、なに言ってるんだよ。ボクが、学校で犯しているときは、髪を振り回して喘いでいるくせに」
「なっ!?」
菜美が、驚いたような顔をした。