思い出はそのままに-24
「きゃあああ！ いたいっ！」
沙織が叫ぶ。浩之はその口を手でふさいだ。あまり騒がれると、やっかいなことになる。
「あんまり、暴れないで下さいよ」
祐樹がおもちゃの手錠を持ってきた。祐樹の家から持ってきたやつだ。おもちゃといっても、簡単に取れる代物ではない。それを沙織に、後ろ手にしてかけた。
「よし、あとは好きにしてくれよ」
そう言うと、祐樹はうれしそうな顔をした。浩之はビデオカメラを構える。
「先生のオッパイ、すごい大きい。やわらかいなー」
祐樹がうれしそうに揉んでいる。確かに、沙織の胸はかなり大きな方だろう。揉み応えがありそうだった。
「やめて、祐樹くん。こんなことはしてはだめよ！」
「先生。ボクはもういっぱいセックスしてるんだから、そんなこと言ってもムダだよ。それに、先生の乳首も立ってるじゃない」
「あっ・・・そんなことない・・・」
沙織は、祐樹に胸を揉まれて顔を赤くしている。祐樹が乳首のあたりをつまむと、沙織は震えた。
「先生、大人しくしててよ。菜美と菜美どうなっても知らないからね」
祐樹が沙織の口を吸った。沙織は拒むが、祐樹は許さなかった。
「んんっ！ あむっ・・・んんっ」
祐樹の舌が入る。祐樹は激しく沙織の口を奪う。沙織が抵抗しなくなった。諦めたのだろうか。
「むうう！ あんん・・・んふぅ・・んーーー！」
祐樹は、なかなか唇を離さない。祐樹の、長いキスが続く。
沙織は、祐樹が子供だからといって、甘く見たのだろう。だが、祐樹はただの子供とは違う。その証拠に、沙織の顔が上気している。祐樹のキスで、感じ始めているのだ。
「あふっ・・・あん・・・れろっ・・・あはぁ・・・」
祐樹は、まだ唇を離さない。沙織をしっかり抱き寄せて深くキスをしている。
沙織が、甘い声を出し始めた。表情も、どこか柔らかくなっきている。キスだけで、ここまでやる祐樹は大したものだ。
「むうぅ！ あはっ、ああっ・・・むうっ、んーーー！」
沙織は、さすがにまずいと思い始めたのだろう。祐樹から、離れようとする。だが、祐樹は離さない。
沙織が、もぞもぞと足を動かしている。濡れてきたのかもしれない。沙織の驚いているだろう。自分が、教え子のガキに、キスだけで濡らされるとは思いもよらなかったはずだ。
「むうっ！？ んーーー！！」
沙織が、いきなり呻き声をあげた。何かと思って見てみると、祐樹が沙織のスカートを捲りあげて、ショーツの中に手を入れていた。武士が、唾を飲み込んだ。憧れの先生の痴態。心穏やかではないはずだ。ズボンの上からでも、武士が勃起しているのがわかった。
「あふっ！ んんっ！ むうーーー！」
沙織の股間から、ヌチャヌチャという音が聞こえる。沙織は、目をつぶって祐樹が与える快楽に耐えている。だが、それも長くはもたなだろう。沙織は、祐樹のペースにはまりつつある。
祐樹が、沙織をゆっくりを押し倒した。沙織は、あえて抵抗しようとはしない。祐樹は、決して唇を離さない。沙織の押し倒す間も、唇はつけたままだ。
沙織が横になると、祐樹は秘部への愛撫を強めた。先程以上に、ヌチャヌチャという音が聞こえる。
「あううっ！ むうっ！ んんんーーー！！」
沙織が、体をそらせて感じている。閉じたまぶたから、涙が流れている。それは、感じているからなのか、悔しさかならなのかはわからない。
「んーーー！ あんっ！ むうううーーー！！」
沙織の呻き声が激しいものになっきた。祐樹の愛撫に、体をばたつかせている。絶頂が近いのかもしれない。浩之は、武士を見た。武士の息が荒い。食い入るように、沙織がもだえている所を見ている。
「むうっ！ んっ！ んんっ！ んーーーーーー！！！」
沙織が、大きな呻き声とともに、目を見開いて体を反らせた。間違いない。祐樹に、絶頂に導かれたようだ。
祐樹が、やっと口を離す。沙織が、荒い息を吐いている。沙織っが、熱に浮かされたような表情をしていた。その顔からは、悔しさや憎しみといったものは感じない。祐樹を受け入れたような感じさえした。
「先生、簡単にイッちゃったよ」
祐樹が、笑いながら言った。愛液で滴り落ちている指を舐める。得意そうな表情だった。こういうところを見ると、生意気なガキだと思う。だが、表には出さない。
「先生、大丈夫？」
祐樹の問いかけにも、沙織の表情は虚ろだ。まだ、絶頂の余韻から、抜けきっていない。
「もう、いいさ、祐樹。続けろよ」
祐樹はうなづくと、沙織を上半身を起き上がらせると、後から抱きかかえた。
「重いなぁ」
祐樹は愚痴を言いながららも、沙織の服を脱がせていく。沙織は、やはり教師だからだろう。白い、上品な下着を着けていた。手の凝ったデザインだった。さすがに大人だ。祐樹が、もの珍しげに見ていた。