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思い出はそのままに
【ロリ 官能小説】

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思い出はそのままに-23

「あふっ・・・だめっ・・・いやあああっ!!」
 菜美の舌足らずな声が響いた。菜美を突いているのは、武士だった。汗を流しながら突いている。
「武士くん! これはっ!?」
 沙織が、目を見開いた。自分の娘の性交シーン。相手は、沙織のお気に入りの生徒だ。
「先生のお子さんも、なかなか大したものですね。さすがに、やることが早い」
「なっ・・・!?」
「美奈ちゃんも経験済みですよ。美奈ちゃんの初めてもお相手は、祐樹だそうですよ」
「なっ、なんてことを・・・」
 沙織の顔が青ざめていくのがわかる。見ていておかしかった。
「浩之くん! あなた、自分が何をしているのかわかっているの!」
「俺は何もしてませんよ。祐樹に言われてビデオを撮ったまでです。俺に言うのは筋違いですよ」
「祐樹くんが・・・そんなはずないじゃない! 祐樹くんはまだ子供なのよ!」
 それを聞いて、祐樹が笑った。
「ホントだよ、先生。セックスって楽しいね。美奈に教えてやったら、すぐ病みつきになっちゃうんだもん」
「祐樹くん・・・嘘でしょ・・・」
「ううん。ホントだよ。始めたのはボクさ。お兄ちゃんには、ちょっと手伝ってもらっただけだよ」
「ああ・・・なんてことを・・・」
 沙織は放心している。そうとう効いているようだ。
「それで、今日は、祐樹が先生とセックスしたいと言いましてね。俺も、それを撮影しに来たんですよ」
「な、なに言ってるの・・・嘘でしょ。祐樹くん、嘘でしょ・・・」
「先生、美人だから、一度はセックスしたいとは思ってたんだよね。まあ、一番したいのは武士だろうけど」
「へ、変なことをしたら、警察呼ぶわよ・・・」
「それは困りますね」
 沙織が、浩之を睨む。ぞくぞくするような快感があった。
「先生の娘さんのビデオが、かなりあるんでよ」
「脅しのつもり?」
 言葉とは裏腹に、震えてるのがわかる。
「言っておきますが、俺はなにもしていないんですよ。ただビデオを撮っていただけで。やっていたのは、祐樹なんですよ」
「そんなわけないでしょう! あなたが、全部仕組んだんでしょう!」
「先生もビデオを見たでしょう。本当ですよ。先生のお気に入りの生徒が、こんなことをしてるなんて、信じたくないのはわかりますが」
 沙織は、唇を震わせている。信じてはいない。あたりまえのことだ。だが、祐樹の本性を知れば、嫌でもわかることになる。
「先生とセックスできるなんて、うれしいな」
 祐樹は、うれしそうだった。昨日までとは違う。これが、祐樹だ。浩之は苦笑した。
「先生は、お気に入りの子供を特に可愛がっていましたね。成績が優秀な子供が好きで、先生の言うことを聞く子供はもっと好き。そんな子供を自分の周りに集めて悦に入ってるから、自分の娘がどうなってるのかもわからないんですよ」
 祐樹が服を脱ぎ始めた。すでに、勃起している。
「いや・・・やめて・・・」
「先生には、いろいろな噂がありましたね。未婚の母だとか、大学生の時に出産したとか。先生は美人だから、子供の父親たちの噂の的になっていたんでしょうね」
「ああ、それはボクも聞いたことがあるよ。先生は、昔は淫乱で、誰とでもセックスしたって。子供を何回も堕胎したって話もあったね」
「違うわっ! でたらめよっ! そんなのっ!!」
 沙織が叫んだ。
「それで、よく教師が務まりましたね。なにか言われなかったんですか?」
「うるさいわよ! 私がどれだけ苦労してきたかも知らないくせに!」
 沙織の頬を、涙が流れる。何かあったのは、間違いないようだ。
「でも、美奈は、お父さんはいないって言ってたよ。どんな人かもしれないって」
 祐樹が言った。
「まあ、いいじゃないか。祐樹、そろそろやれよ」
 沙織の過去を詮索しても、どうしようもない。誰にでも、触れられたくない過去というものはあるものだ。それよりも、今は沙織を黙らせることが先決だ。
「そうだね。ああ・・・やっと先生とセックスできるんだ」
 祐樹は大きなペニスをしごきながら言った。目が輝いている。こういう時の祐樹は、本当に生き生きしていた。
「いや・・・嘘でしょ・・・いやっ・・・いやあああっ!!」
 祐樹が沙織にのしかかった。沙織は抵抗する。さすがに、祐樹の手には余るようだ。浩之は暴れる沙織の手を掴むと、ねじりあげた。浩之は昔、剣道をしていて、力には自信があった。それはもう辞めたが、今でも鍛えてはいる。リンゴぐらいなら、握りつぶすことができた。


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