第十九話 黒いディルド-1
しかし、ご主人様からは、合格はいただけませんでした。
そして、さらにとても恥ずかしいお願いをするように、私に言いつけけたのです。
「そんなんじゃダメだよ。もっとイヤらしい言葉で言えるんじゃないの?
それにさ、ここから出したもののことも言ってもらわないとね。やりなおし。」
「そ…そんなあ…。」
「やっぱり、僕が教えてあげないとダメなのか。
『ブリブリ、ブッシャーってウンチを一杯出した私のケツに、チンポぶち込んでください。』そう言ってもらおうかな。」
そ、そんな恥ずかしい言葉…。
でも、言わないと前に進めない。
気持ちいいことできない…。
「ぶ…ブリブリ、ブッシャーって…う…ウンチを一杯出した私のケツに、ち…チンポぶち込んでください。」
顔から火が出そうなほど恥ずかしかったけど、頑張って、とうとう言っちゃった。
「なんだよ、できるんじゃん。エッチするためなら、何でも言うんだな。この薄汚いメスブタは…。
じゃ、望み通り、その綺麗になったケツ、犯してやるとするか。」
やれやれ…ちょっと難儀したけど、なんとか合格は頂けたみたい。
「あ、ありがとうございます。」
「さあ、じゃあ四つん這いになって。」
私がお礼を言うと、ご主人様は早速、準備に取り掛かりました。
後ろで、ローションを指に塗っているのがわかります。
そして、生暖かいものが、アナルに塗られはじめました。
「ひゃん…ああ…。」
「相変わらず可愛い声出しちゃうんだね。それにしても君のアナルは、少々使ってもまだまだ綺麗だな。」
ご主人様に褒めていただいて、また興奮してきちゃいました。
逸る心を抑えながら、私はまたお礼を言いました。
「は、はい、ありがとうございます。」
「じゃ、少し入れるぞ。」
ご主人様の指が、お尻の中に入ってきます。
私は、少しづつ悦びの声を上げちゃいました。
「あ…ああ…。」
「今日はおもちゃで遊んだし、いつも以上にひりだしたから、一本なら楽々だな。じゃ、二本いくぞ。」
後ろからのそんな声が聞こえてきた後で、今度は二本合わせた指が、私の中に入ってきました。
そして、ゆっくりと奥へ進んだかと思うと、引き出されたり、こねくり回されたり…。
「あっ…ああ…ああっ」
強まる刺激に、私の声も大きくなってきちゃいました。
後ろからはクチュクチュと、イヤらしい音が聞こえてきます。
「今日は本当によくほぐれてるな。もうこのくらいで、次に行こうか。」
そう言うと、ご主人様は指を私のアナルから抜きました。
「はあっ…はあーん」
声を思わず漏らした私。
さあ、いよいよ挿入かな、そう期待したのですが…。
ご主人様はもう少し、アナル調教を楽しみたいご様子でした。
「今日は、ちょっとこれ試してもらおうかな。」
私の顔の横に来て、そう言ったご主人様の手には、ペニスよりはすこし細めだけど、二本の指よりは太い、黒いディルドが…。
「そ、それ入れるの…?」
「君のアナルオナニーを見せてもらおうかなと思ってね。
入れるまでは手伝ってあげるから、後は自分で楽しんでもらうよ。」
「は、はい、わかりました。」
おあずけ食らって、ちょっと残念な気持ちがしたけど、また新しいプレイを楽しむことにしようかな…。
私は従順にお返事をして、この黒いおもちゃを受け入れることにしました。
そう思って見ていたら、ご主人様はディルドを持って、ベッドの横にあった、ガラスのテーブルに向かいました。
よく見てみると、そのディルドには吸盤が付いていて、それをテーブルに着けていたのです。
「これでいいかな。」
ご主人様がそう言ったあと、テーブルを見ると、黒い物体がテーブルからそそり立っていました。
「さあ、その上に乗って、自分でそれをケツに入れるんだ。」