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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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トラブル発生 合宿中止?!-2

まったく思いもかけない展開。
しかし、自然が相手のことゆえ、なにも文句は言えないが。。。。

残された時間の中で、それぞれのメンバーたちはどう過ごしていくのだろうか。



「しかし、まさかこんなことになるとはなあ。」
「ああ。だったらのんびり風呂なんか入ってるんじゃなかったぜ。」
「まあ、今夜一晩は一緒にいられるわけだろ?」
「あ、でも、夜間の部屋移動はOKに決めただろ?」
「ってことは、一人寂しく夜を過ごすっていう可能性もあるってこと?」
「お前にはその可能性、高いんじゃね?」
「いや、まさか、そんな、えっ?そうか?そうかなあ。そうかもしれねえなあ。。。」
「でも、部屋移動がOKって、いったいどういう意味があるんだ?」
「これを強硬に言ってたのは………。愛依だ。」
「ああ、確かに。どんな意図があるんだ?」
「さあな。それよりも誰だよ、ドレスコードを全部Оにしたのは。」
「誰っていうより、みんなそれに賛成したんだからさ。」
「あ、お前じゃねえかよ、倫也。」
「それに鈴もだろ?」
「二人で何かあったのかよ?」
「いや、たまたま意見が合っただけさ。」
「なに今更ガタガタ言ってんのさ。みんな賛成しただろ?」
「だけどよ〜、ジュンコ。今からずっと、裸でいなきゃいけないんだぜ?」
「どうせ今からは寝るんだろ?大したことじゃねえだろ?」
「いや、明日起きてさ、朝飯食う時も、昼めし食う時も、夕飯食う時も、裸だぜ?」
「熱いもの、こぼしたら大変なことになるよな。」
「そこかよ!」

「みんな。」
各自がそれぞれの部屋へ入ろうとするところに、愛依が呼び掛けた。
「これから先、部屋のドアの鍵はタイマーで自動的に施錠と解錠がされるそうです。
 生活上の規律維持のため、監督責任者である松先生からの提案です。」

「なに、それ。」
「つまり、自分たちでは自由に開けたり閉めたり出来ないってこと?」
「え〜?なんかそれってイヤじゃない?」
「いや、むしろ、夜中に好きな時間に出入りされるよりいいだろ。」
「あ、そっか。それに部屋の移動も思い付きじゃなくて、計画的にできるってことか。」
「前以て相談して、決めておけば、あぶれることもないしな。」
「部屋で過ごす基本単位時間は4時間です。」
「4時間?結構ゆったりじゃん。」
「食事は1時間。ですから、今から合宿終了までのコマ数は全部で13コマ。
 最後の3コマは全体の時間とします。
 各部屋のテレビ画面から施設内の情報が見られるそうなので、
 そこにスケジュールをのせておきます。
 何か意見があれば遠慮なく言ってくださ〜い。」
「インターフォンで言えばいいのね?」
「はい。」
「確かに、ズルズル過ごしたり、
 あっちに行ったりこっちに行ったりするよりはいいかもしれないな。」
「でも、途中で逃げ出したくなっても、4時間我慢しないとダメってことよ。
 流星、大丈夫?」
「なに言ってんだよ。お前の方こそ失神して動けなくなっても助けは4時間後。
 大丈夫か?」
「あんた、わたしを何秒で失神させてくれるつもり?」
「エッ?」
「4時間後に助けが来るってことは、
 今から部屋に入ったら、わたしをすぐに失神させるってことになるでしょ?
 どうやって失神させてくれるのかしら?」
「イヤ、だから、指も舌も、ペニスも全部使ってて、
 いかせまくってやるっとことだよ。」
「流星こそ、もう勃起しません。許してくださいってなるんじゃないの?」
「華こそ許してくださいって。。。。」
「もう。いいから早く部屋に入りなさいって。ほら。
 すぐに始めるんでしょ?わたしを失神させてくれるんでしょ?」

華に引きずられるようにして部屋に入る流星を見届けて健が言った。
「あ〜あ。華を本気にさせたな。流星のやつ。」
「あの人のあの自信ってどこから来るわけ?」
ジュンコが不思議そうに付け加える。

「さあな。じゃ、オレたちも始めよっか。」
「そうね。試してみたいことがたくさんあるものね。」
「おいおい。あんまり欲張るなよな、ジュンコ。
 まだ傷だってあるだろうから、ゆっくりでいいんだぜ。」
「だって、4時間しかないのよ?何回出来る?何回いかせてくれる?」
「だから、まだそんなには無理だって。少しずつ開発。。ウぎゅ、、、」

ジュンコに引きずられるようにして健が部屋の中へ消えていった。
「やれやれ。まるで蛇ににらまれたカエルね。あれじゃあ健くんが搾り取られるわ。」
「ボクたちはマイペースでいきましょうね、先生。」
「そうね。旬くん。まずはお口でたっぷりと。。。」

廊下には菅田将暉と中野愛依、中町倫也と広瀬鈴、そして志尊旬と松たか代の6人。
「どの部屋もやる気満々だな。」
「で、あなたたちはなんとかなったの?」
「エッ?いや、その、なんとかって、」
「大丈夫。愛依もちゃんと吹っ切れたから。」
「そうなの?愛依。」
「あ、いや、その、つまりは。。。」
「大丈夫だよ、鈴ちゃん。将暉に任せておけば。ボクたちも早く再開しようよ。」
「そうね。描きかけを早く完成させなくちゃ。」
「そのためには、早くあの状態にしてくれないと。」
「任せといて。刺激的なポーズでそそってあげる。」
倫也の股間に手を当てながら鈴が部屋へと入っていった。

「なんだかんだ言いながら、みんななんとかやってるわね。」
「ハイ。先生のおかげです。」
「なに言ってるの。全部愛依ちゃん、いや、中野さんよ。」
「先生。愛依、でいいですよ?」
「、、、ありがと、愛依ちゃん。」
「じゃあ、先生。オレたちもそろそろ。」
愛依はたか代にお辞儀をすると、一人部屋に入っていった。


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