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最後の、最高の学園祭
【学園物 官能小説】

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トラブル発生 合宿中止?!-3

「将暉くん、頼むわね。愛依ちゃんのこと。」
「先生。大丈夫ですよ。あいつ、吹っ切れさえすれば、
 なかなかの。。。。だと思います。」
「なかなかの?えっ?そうなの?」

「ハイ。なかなかの愛依、です。」
「中中野愛依?将暉くんもギャグ、言うのね。」
「いや、ギャグじゃないっすよ。マジっす。」

「ねえ、将暉くん。早く。。。」
愛依がドアを開け、将暉の袖を引っ張った。
「ほら、ね。?」

「あらあら。ほんと、結構なメス犬ちゃんかもね、愛依ちゃんは。」
「メス犬?中野のやつ、やっぱ犬だったんすか?」
「あら、流星君。どうして戻ってきたの?追い出された?」
「華が松先生の手伝いして来いって。」
「あ、それはありがたいわ。さっき愛依さんが言ってたスケジュール表を
 作ろうと思ってたの。っておかないとね。
 部屋のテレビで見れるって言われても、
 聞いていない人はきっと大広間に見に行くはずだから。」
「あれ?でも、移動のタイミングを間違えたら、
 どこの部屋にも入れなくなるんじゃないですか?」
「あら、流星君。今回はちゃんと聞いてたんだ。」
「そりゃあ、今までの俺とは違いますから。」
「頼もしいわ。
 だからこそ、スケジュール表は大事なの。
 流星君。今までの流星君と違うところを示してもらうためにも、
 この仕事、流星君に任せちゃおうかな。」

「お任せください。」
「じゃあ、出来たらインターフォンで教えて。」
「は〜い。」


今後の予定 制作 横須賀流星だぞ!

 19:00      201号室  202号室  203号室  204号室  205号室
      @コマ目   健/美   将/愛   旬/松   倫/鈴   横/華
 23:00          
      フリー@      
  3:00
      フリーA      
  7:00          
    2日目朝食       
  8:00           
      全体ミーティング    
  9:00
      Aコマ目   健/華   将/美   旬/愛   倫/松   横/鈴
 13:00
      昼食
 14:00
      Bコマ目   健/鈴   将/華   旬/美   倫/愛   横/松
 18:00
      夕食
 19:00
      Cコマ目   健/松   将/鈴   旬/華   倫/美   横/愛
 23:00
      フリーB
  3:00
      フリーC
  7:00
    3日目朝食
  8:00
      全体ミーティング
  9:00
      Dコマ目   健/愛   将/松   旬/鈴   倫/華   横/美
 13:00
      昼食
 14:00
      Eコマ目     特別プログラム
 18:00
      夕食
 19:00
      Fコマ目
       お別れパーティー
  7:00
    4日目朝食
  8:00
      住民受け入れ準備開始
      
  避難所閉所の翌日 終了
     

「松先生。こんなもんでいいすかねえ。」
「そうね。いいんじゃない。あら?この特別プログラムっていうのはなあに?」
「まだ秘密っす。」
「秘密?」
「はい。先生には黙っておけって。」
「誰が?」
「みんなっす。」
「…………。」
「先生。このフリーの@からCまでって、ほとんど真夜中っすね。」
「そう。だから必ずしも全員が何かをしなきゃいけないっていうことじゃないってこと。」
「あ、眠かったら寝ててもいいっていう事っすか?」
「そうよ。ねえ、流星君、キャラ、変わった?」
「パンダの影響っす。」
「…………違うキャラじゃない?それって。」
「えっ?飼育係さんですよねえ。」
「…………。」

「まあいいわ。じゃあ大広間に貼ってきてくれる?」
「お安い御用でっせ。」
「…………。あの子、本当に大丈夫なのかしら。」
「先生?続き、始めましょ。」
「あ、ごめんね。いいところだったのに。」


さてさてその頃。。。。
注目の202号室。
将暉に「中中野愛依」と言われた愛依。
果たしてどうなることやら。。。

「あの……。」
「どうした?」
「将暉、くん。」
「将暉でいいって。」
「いや、将暉くん。」
「マー君でもいいぞ。」
「いや、マー君は、別の人だ。それに、わたしは振られた。」
「いつのことだよ。」
「まだ、半分、青かったころ。」
「ふ〜ん。」
「で、将暉、くん。」
「だから何だよ。」
「こういう流れだから、わたしも思い切って、いろいろと経験してみたいと思う。」
「ほ〜。その気になったんだ。」
「ほやから、将暉、くんに、いろいろ教えてもらおうと思って。」
「ああ、もちろんだ。」
「じゃあ、将暉、くんは、わたしの先生、だな。」
「ああ。ボッキーとでも呼んでくれ。」
「そりゃまた露骨な。」
「ブッキーのほうがいいか?」
「いや、ボッキーでいい。」
「じゃあ、オレはお前のこと、何て呼べばいい?」
「好きなように。」
「じゃあ……。鳥の名前にするか?」
「局が違う。」
「じゃあ、さくらかうめか。」
「うめはおばあちゃんぽくていやだ。」
「じゃあ、めいのままでいいか。」
「うん。なかのめい。それでいい。」
「よし。じゃあ、今から俺の授業を始める。」
「ボッキー。そろそろ字数制限が。」
「では、次の時間に。」
「起立。礼。」


その頃、廊下ではカギのかかってしまったドアを前に、流星が泣いていた。
華の怒りが恐ろしい・・・・


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