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恥辱の浜辺〜お嬢様アイドルの告白、そしてその後〜
【調教 官能小説】

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第四話 海辺の一軒家-1

「クラブA」にお世話になるのは、これでもう六回目です。
ということで、今回は少し贅沢にプレイしたくて、ご主人様にわがままを言ってみました。

「グラビアを撮るような、綺麗なところで、ゴージャスな気分で責められてみたい…。」

という風にお伝えしたら、K県の片田舎の小駅から、さらにタクシーに乗ること小一時間。
別荘という趣の、海辺に面した白い一軒家を今回のプレイルームに指定されました。

というのも、私が初めて自分の嗜好に気づいたときに近いシチュエーションで、責められてみたいと思ったからなんです。

「実は、私ってマゾなのかも…?」

そう思い始めたのは、この世界に入り、グラビアを撮られているときにゾクッときたから、でした。

昔からコンプレックスだった、大きなお尻をカメラに向けて、バックショット撮られたりとか、
小さな水着を身に着けて、太陽がじりじり照らすビーチでの撮影とか…。

そこから私は妄想を膨らませはじめました。

ビーチの陰で小さな水着も脱がされて、全裸にされて辱められたり、
犯されたりされることを想像しました。
そんな妄想の中、自らを慰め始めて、はっきりと自覚してきたような…。

私が初めて自分の嗜好に気づいたときに近いシチュエーションで、責められてみたい…。

そんな希望が、今日は現実のものにできるかもしれないと思うと、と少しドキドキしながら、私は玄関のチャイムを鳴らしました。

「いらっしゃい。お待ちしてましたよ。」

ご主人様は、いつもの通りの紳士然とした、しかし初回に比べたらかなり砕けてきた物言いで、私を迎えてくれます。

「こちらこそ。本当に素敵な場所を見つけてくれて、ありがとうございます。」

「いえいえ。いつも貴女にはお世話になってますから。」

にこやかに続けた後で、少し苦笑気味にこう続けた。

「でも、正直今回は少し苦労しました。
『グラビアを撮るような、綺麗なところで、ゴージャスな気分で責められてみたい』と言われてから、
いいところがなかなか見つからなくてね。
それで少し時間を頂戴したのですが。」

「もう、本当にわがまま言って申し訳ないです…。」

「いえいえ。ところで、初めてご自身がMだと気づいたのが、グラビア撮影の時だったとか。」

「そうなんです。それで、今回はそんなシチュエーションで責めてもらいたくて…。」

「原点回帰というわけですか。」

「そ、そういうことになるかな。」

こんな風に、あらかじめ明かしていた自分の嗜好を改めて聞かれて、少し恥ずかしかったです。

「じゃ、ちょっとご覧になってみてください。」

恥じらっていた私に気を遣ったのか、少し間を置いてから、こう言ってご主人様は私を案内してくれたのですが…。

廊下を通り、広いリビングの窓からの景色を見て、

「うわあ…。素敵な場所…。」

と、私は思わず声を上げちゃいました。

岩場に囲まれた小さな入り江が眼前には広がっています。
その前には、砂浜があり、リビングの前のテラスからは、そのまま砂浜に降りることができるみたい。
そして砂浜の向こうの海は、秋を迎えて少し穏やかになった太陽の光を受け、エメラルドグリーンに輝いています。

こんな美しい場所で今日は調教を受けるのかと思うと、背筋がゾクッときちゃう…。

それに、もう少し濡れてきちゃったかも…。

「気に入っていただけました?」

「え、ええ、もちろんです。今日も楽しくなりそう…。」

ボーッとしかけたところに、問いかけられ。少し我に返りながら、私は笑顔で答えました。

「じゃ、始めましょうか。」

「よろしくお願いします。」

こうして、本日の私の調教はスタートしました。


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