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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[あたし、こうするしかないんです・・・]-6


『……なんだこの音は?これが淫乱の変態マンコでなくて何なんだよぉ。やっぱりオマンコの方が「好き」なんだろ?オマエが「アナル調教してください」って言うから、わざわざ俺は汚くて臭えクソ穴に高いオモチャを突っ込んでやったんだぞぉ?……オイ、なんか言えよ……ちょっと優しくされたからって調子乗んなよぉッ!』

「…………ッ!!!」


凄まじい罵声に優乃は完全に怯んだ。
もうメチャクチャに乱暴される……無期限で監禁され、妊娠するまでレイプされ続ける……引き攣った泣き顔を両手で覆い、どんな暴力が加えられるのかと身体を縮めた……。


『オイ、これが最後の質問だ。オマエは何だ?何をされたくて此処に来た?』

「っあうッ…あたしは……小野原優乃はダンナ様のアナル妻ですッ……ダンナ様にアナル調教をされたくて…ッ…こ、此処に来ました…ッ」


何を差し置いても監禁レイプだけは……優乃はこれまで芦澤に強要されてきた台詞を口走り、素直に従う態度をとった。


『……違うなあ〜。オマエのダンナ様は《小野原恭介》だ。オマエは恭介の奥さんの小野原優乃だ……そうだろう?』

「…………ッ!!!」


いきなり今まで強要してきた事と真逆の言葉を言われ、優乃は驚きの表情のまま絶句してしまった。


『恭介がゴルフに行ってる隙に隣りの変態オヤジの芦澤義和に連れ込まれて、無理やり拘束具を着けさせられて脅されて、暴言を吐かれて乱暴されてる……何処か違ってる箇所でもあるかあ?ん〜?』

「そ…それは…ッ」


どう答えるのが《正解》なのか、優乃は分からない。
確かに芦澤が言う事に間違いなどない。
だが、それを肯定して事態が好転するとは到底思えない……。


「……あたし…あたしは…ッ……んくッ…あ…アナル妻ですッ……」


芦澤の正論に優乃は反発≠オた。

無理矢理に連れ込まれて拘束されているのも事実だ。
そして卑猥な淫語を言わされて堕落した女を演じていても、今だって優乃は恭介の妻だ。

それでも優乃は芦澤の仕向けた淫乱妻のままでいる事を選んだ。
ここで正論を肯定する事は、生き恥を曝してまでも守ろうとした《決意》を否定することになる。

ここまで来て振り出し≠ノは戻れない。

芦澤の敷いたレールの上に敢えて留まり、忠実な下僕として自尊心を捨て、恭介が帰ってくる前に帰宅させて貰う……焦りと混乱と絶望がごちゃ混ぜな優乃が捻り出した答えは、「何も変わらない事」だった……。


「お隣りの…だ、ダンナ様に……アナッ…アナル調教されたくて来ました……」


反応を確かめたくて芦澤を見たが、その表情には腹立たしさしか感じ取れなく、もう手遅れになってしまったのかと涙が止まらなくなった。


『………で?』


冷めた目で見下ろされ、たった一言で更なる返答を求められる理不尽な仕打ちに、幾ら悔しくても優乃は従うしかない。


「ダンナ様を……あ、愛してます…ッ…あたし、ダンナ様を愛してますぅ!ひぐッ…アナル妻にしてくださいッ…義和様、調教してくださいぃッ!」


これまでの生き恥の集大成と言える台詞を、優乃は泣きながら吐いた……これ以上は言えない……普通の性生活しか知らない優乃には、これを超える言葉など頭に浮かばない……。


『フゥ〜……恭介って男は何なんだあ?今の台詞の中に一言も無かったけど……?』

「ズズッ…き、恭介って人は知らないッ…ひっぐ…んぐッ…ダンナ様は貴方なんですぅ!」


引き返せないと見切った芦澤が放った夫・恭介への追撃の質問に、やはり優乃は微かな反発も拒否も含めずに答えた。

これは完全なる《服従》だ。
今の優乃が放った言葉は強要されたものではなく、紛れもなく《志願》して出てきた言葉だ。


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