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「初夜」は四十九日の夜
【その他 官能小説】

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「初夜」は四十九日の夜-5

義姉の足元にまわり、急いでパンティとパジャマをはぎ取った。奈美は両手で顔を覆っている。
両足の膝の裏に手を添え、グイッと持ち上げて、M字型に大きく開いた。指に唾液を落とし、奈美の性器に塗る。2回、3回・・・・
濡れ具合を確かめる余裕もなく、私は溝の中心にあてがったペ○スを片手で支え、全体重を乗せた。

挿入、といったものではなかった。

メリッ、グッ、グイッ、グッ、グイ〜ッ

ねじ込む、めり込ませる。そんな感じだった。
奈美は顔を歪めて、何かに必死に耐えていた。
開いた口から、声が漏れる。

「あ〜っ、あっ、い、いっ、痛っい」
「えっ?、痛いの、義姉さん?」
「うっ、ううん、だ、だい、じょう、ぶ、よっ・・・あっ、
はぁーーーっ」

子宮口に突き当たった。それだけで、限界だった。
出したり入れたりを繰り返す余力は残っていなかった。

「ね、義姉さん、ごめん。だ、っめっ、だ、僕。もう、出るんだよぉ。
がまんできないっ。ごめん、義姉さん。ア〜〜〜〜〜ヒャッ、出っっっ
る〜〜〜」

奥へ突っ込んだだけで射精するという『超特急』は、初めての経験だった。

「ごめ〜ん。アッという間に出ちゃった。ごめんね、義姉さん、僕だけイッて」
「うううんっ、いいのよ、気にしなくて。芳樹さん、よっぽど溜まってたのよね!」
「でも、義姉さんを先に1回イカせてから、2回目で僕も一緒にイキたかった。なのに、僕だけ、超特急で・・・」
「気にしないでいいのっ!!。『初夜』って、そういうものなんでしょっ!。男の方は、はやる気持ちを抑えきれない。女の方は、恥ずかしい、こわいっていう気持ちから、なかなか抜け出せない。ねっ、そうでしょっ!!」
「そうだね。でも、次からはきっと大丈夫だよ、もう。だから、義姉さんも、恥ずかしがらないで!!」
「そう、ね・・・」

気のせいか、義姉の声が沈んだ。畳みかけるように言った。

「どうして、さっき、入れると同時に出たんだと思う?」
「美津子があんな事故にあってから、1カ月以上、なにもなかったからでしょ?」
「違う。違うんだよ、本当は・・・。義姉さん。本当はね」
「何なの?、本当って!」
「義姉さん、怒っちゃダメだよ。本当はぁ、義姉さんがあの時、僕の理想の女性だってわかったから。まさか実際にそんな女性と巡り会えるなんて考えていなかったから、義姉さんがそうだとわかって、体が勝手に反応して・・・」
「だから、何なの?」
「義姉さんのあそこに、ね、毛がないってこと・・・・・ビラビラもなくって、ちっちゃい女の子みたいな性器だってこと」

言うと同時に、両腕で強く奈美を抱きしめた。また泣き出すのではないかと思ったのだ。
案の定、半泣きになった義姉が、鼻をつまらせながらつぶやいている。

「うそっ、うそでしょっ」
「うそじゃない。美津子にも『剃らせて』って頼んだことがあるんだよ、断られたけど・・。ああ、でも、義姉さんがそうだったんだあ!!!。うれしい、すっごくうれしい。友だちみんなに、世界中の人に自慢したい。僕の義姉さん、あそこの毛がないんだよぉ〜って、教えてあげたい!。自慢した〜〜い!」

      (続く)


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