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保健教師 五郎
【教師 官能小説】

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保健教師 五郎(1997/09/26)-2

佐知子が話を切り出した。
「確か、先生は保健教育をご専攻されてたんですよね。」
「はい。中でも、実践的性教育が専門です。」
「実践的性教育……。助かりましたわ。
 実は、つい最近、由美にペニスの構造と射精の仕組みについて教えたんです
が、よく分かってくれないんです。
と言うより、信じてくれないんです。」
「と、おっしゃいますと?」五郎が聞く。
「ペニスが勃起することが信じられないようです。あと、射精……。
 精液が出てくることが納得いかないようですわ。」
佐知子は日常会話をするように淡々と話す。この手の会話に慣れているようだ。
五郎は一呼吸おいてから話し出した。
「そうですね……。
 勃起と射精は、最初はなかなか理解できないものです。ですが、一度見てし
 まえば、納得できるものですよ。」
「私もそう思いますわ。」五郎の言葉に佐知子は大きく頷いて話を続けた。
「それで、性教育のビデオをあたってみたんですが、勃起から射精するまでを
 見せているものってないんです。
 アダルトビデオを見せるわけにもいかないので、困っていたんです。
 ・・・そこで、折り入って先生にお願いがあるんです。先生なら、きっとご
 協力して頂けますわ。」
「はい。なんでしょう。」
「先生のペニスで、実際に勃起するところを見せてあげて欲しいんです。
 そして、できれば射精も……。」
さすがの佐知子も心なしか頬が赤くなっている。
五郎はしばらくの間、佐知子の顔をじっと見つめていた。
 
           *  *  *


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