クラスメートの秀男君-3
お風呂から出たらあたしの部屋に行って、ベッドに横になったの。
秀男君、すぐに横にはならないで、ベッドに腰掛けてなんかもじもじしてた。
『初めてだよね?』って訊いたら『うん』って頷いた、どうしたらいいかわからなかったんだね。
童貞さんを貰っちゃうんだと思ったら嬉しくなったけど、秀男君はあたしのナイトだから恥かかさないようにしてあげなくちゃとも思った。
だからね、最初は『キスして』とだけ言ったの。
そしたらあたしに覆いかぶさるようにしてキスしてくれた、うんと情熱的なキスが欲しかったから、あたし、秀男君の首に腕を回したの、そしたらぎゅっと唇を押し付けて来て……あたしから舌を入れて行ったらちゃんと絡めて来てくれたよ。
そこからはちょっと誘導って感じだったな、でもね、手を取って胸に持って行けばちゃんと愛撫してくれるし、頭をちょっと押せば乳首を舐めてくれる。
秀男君、飲み込みっていうか、察するのが早い、勉強は好きじゃないみたいだけど、頭の回転は速いのかもね、暴力的じゃないけど強くて頑丈だし、優しくて正義感あるし……生活して行く上での能力って、優等生やスポーツ自慢よりずっと高いんじゃないかなぁ……同い年だけど頼もしい感じ。
だけどね、クリニングスって思いもよらなかったらしくて、あたしが誘導してもきょとんとしてた。
嫌なのかな? と思ったけど、『アソコ、舐めて欲しい』ってちゃんと口に出して言ったらしてくれた。
上手じゃないのよ、どうすれば女の子が感じるのかなんて知らなかったみたいだし。
でもね、すっごく丁寧だった、最初はスジをなぞるだけだったのが、だんだん舌を差し入れてくるようになるし、クリトリスもちゃんと刺激してくれる。
たぶんね、あたしの反応を伺いながら工夫してたんだと思う、それにね、根気よく何十分も続けてくれるの、一気に逝かされるんじゃなくて、じわじわと快感が高まって来て頂点に向かう感じってすごく良かった。
『あはっ』ってなって逝った時、秀男君、ちょっとびっくりしたみたい、思い切りのけ反っちゃったしね。
『どうしたの?』って聞かれたから『逝っちゃったの、気持ち良いのが高まって来て頭のてっぺんから突き抜けた感じ』って答えたら、『今のみたいなので良かったの?』って……もちろんこう言ったわ『優しくて丁寧で、すっごく良かったよ』って。
でね、もちろん彼のはとっくにカチカチだったから、いよいよ初めてを頂いちゃうことにした。
あたしね、最初から決めてたの、最初は騎乗位からにしようって。
なんかこっちから積極的になりたかったし、初めてだとワレメのどの辺に膣穴があるのかよくわからないみたいじゃない? おろおろさせたくなかったし。
仰向けに寝てもらって、跨って行ったの。
彼のって、見た感じちょっとだけ物足りなそうに見えたけど、挿れてみたらいい感じだった。
そりゃそうよね、中一で小柄なあたしだもん、大人のアレって本当はミスマッチなのよね、同い年でちょっと大きめのアレと、小さめだけど経験豊富なアソコ、ジャストフィットして不思議はないよね。
『これが女の子の中よ……どう?』って訊いたら、『すごく気持ち良い、あったかくて柔らかくて……』そこで口ごもるから訊いたの、『それから?』って。
そしたらね……『……すごくエッチな気分、いや、エッチって言葉じゃ軽いな、インビな気分って言うのかな』だって、その上ね『ごめん、なんか美咲ちゃんをめちゃめちゃにしたい』って言うの……それって望むところよね、だから『して、めちゃめちゃに、あたしもそうされたいの』って言ったら、思い切り突き上げて来た。
お風呂で一本出しちゃってるけど、彼、あんまり持たなかった。
でもね、全然不満には思わなかったよ、それってあたしの中が良かったってことだもんね、ホント言うとね、もしかしたら彼には緩いかなってちょっとだけ心配だったの、大人のだとあたしもキツキツなのがわかるんだけど、彼のはスムースに入ったから。
でも彼、中に飛び散るのがわかるくらい勢い良く射精してくれたし、あたしもちゃんと逝けたよ。
で、つながったまんま彼の上に横たわったら、心臓がドキドキしてるのがわかった、あたしもドキドキしてたけどね。 彼、今度は自分からキスしてくれた、頭持ち上げないと届かないから腹筋きついと思うんだけどね……少しぽっちゃり気味の大きな体の上に乗っかってるのもなんか安心できて気持ち良かったし、あたしたち、しばらくそのままでいた、抜け落ちちゃうまでね。