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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[優しさは危険≠ナすよ?]-1




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あの日から数日間雨が降り、ようやく太陽が顔を覗かせた午前中、芦澤は自宅の周りの草むしりを始めた。

周りの汚い家というのは、何もしていなくても不審に思われるもの。
もちろん《何か》が起きたなら、真っ先に疑われてしまうだろう。
とりあえず雑草くらいは取っておこうかと、芦澤は軍手を嵌めてジャージに着替え、やりたくもない作業を始めた。
まあ、良い方に考えたら、何もわざわざ優乃の家に訪問しなくても、家と家の境目で何事かをしていれば、向こうから接触してくるかもしれない……伸びきった雑草に苦戦しているフリをして、芦澤は優乃が現れるのを待った……。


「あ…お隣さんの……おはようございます」

『ッ!』


あの媚びたようなアニメ声が芦澤の背後から聞こえてきた。
努めて平静を装いながら振り向くと、そこには無地のピンク色のTシャツにジーンズを着た優乃が立っていた。


「あのッ…この前はたくさん頂いて……ありがとうございました」


ペコッと頭を下げる動作をしただけで優乃の胸はたゆん≠ニ揺れた。
しかし、どれだけの質量なのかと呆れるほどの巨乳である。


『ああ…いやいや、少しだけだから御礼とかそんな……』


しゃがんでいる芦澤からは、立っている優乃の姿を見上げる形となる。
巨乳は殊更に際立ち、下腹部の丸みや股間の肉付きまでも迫ってくるようだった。
たちまちに勃起する男根……ブリーフとジャージを纏めて貫こうと熱り勃つ〈一本〉に芦澤は立ち上がれず、しかも反り返りたくても叶わぬ男根は苛立って痛みを放ってきた……。


「あの……ど、何処か痛いんですか…?」


局部の痛みに顔を歪めた芦澤を、何も知らない優乃は気遣ってきた。
まさか『勃起したチンポが引っ掛かって痛い』とは言えない芦澤は、とっさに嘘をついて誤魔化した。


『い、いや…実はヘルニアの手術をして間もなくてね……』


これならば平日の真昼間から自宅に篭っている理由としても適しているだろう。
我ながら上手い嘘がつけたとホッとした芦澤は、太腿を摩るフリをしてガチガチの男根をズラし、ゆっくりと立ち上がって苦しげに伸びをした。


「ヘルニア!?こ、腰の手術したんですか?あまり無理したら駄目ですッ」


強めに語尾を切る様子からして、優乃は完全に信じ込んでしまったのだろう。
純真で真っ直ぐで、人を疑うことを知らない無垢な女性……二次元のヒロインそのままの人柄は男の理想像ではあるが、それはそのまま無警戒で無用心な危うさの表れでもある……。


「お家に入って少し休んでください。家族の方はいらっしゃいます?」

『!!!』


頼まれてもいないのに芦澤の手を取った優乃は、芦澤の自宅玄関まで連れ帰ろうとした。
握った掌は温かくて柔らかくて、指は想像するよりずっと華奢だった。
勃起はますます力強さを発揮し、下手な演技など不要なくらい、歩くにも不自由するほどの〈暴れん坊〉になっていた。


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