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[幸せな隣人]
【鬼畜 官能小説】

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[モーレツな片想い]-4





「なんか…いっぱい貰っちゃった….…」


優乃はビニール袋の中のジャガイモに目を丸くさせ、とりあえず台所に置いてあった段ボール箱の中に閉まった。
何か御礼の品でもやった方がいいのか、そのままでいいのか….…そんな事を考えていると洗濯機は洗濯終了のブザーを鳴らした。


「よいしょっと」


洗い終わった新品のタオルを洗濯籠に入れ、両手に抱えて階段を上がっていく。
そして自分の部屋を抜けて朝日を浴びるベランダへと立った。


(….…あの部屋、ずっとカーテン閉めたままよね…?)


洗濯籠を足元に置いた優乃は、暫し隣家の二階の窓を眺めた。
こんな天気の良い日に窓すら開けず、閉めっぱなしでいるのが不思議だった。
せめて空気の入れ替えくらいはした方が….…そうは思っても所詮は他人の家だ….…優乃は洗濯ネットを籠から出すと、パンパンとタオルを叩いてハンガーに掛け、物干し竿に綺麗に掛けていった….…。


(お、俺を見たぞッ!?いま優乃が俺を…!)


芦澤は一人で興奮していた。
確かに優乃がこっちを見て、優しく微笑んでくれた。
覗き見されていると気づきながら、その視姦に晒されるのを好し≠ニしている….…芦澤にはそう見えていた。

こちらに尻を向けたままで屈んで挑発し、背筋を反らしては自慢の胸を強調させて誘ってくる。
まるで「オナニーしてもいいのよ?」と、痴女の如く振る舞っている….…芦澤は立ち上がって男根を握り締め、ガムシャラにシコシコと扱き捲った….…。


『み、見てるぞ優乃ぉ…ッ…美味そうなオッパイでシコシコして、エロいデカケツにブチ撒けて….…い、イクッ…イクう!』


あまりの快感に足から力が抜けていく。
ガクガクと膝が笑う中で射精した芦澤は、ヘナヘナとへたり込んで深い溜め息を吐いた。

やはり小野原優乃は小野原麻美の実体化した女だ。
例えさっきの振る舞いが〈意識〉とは違うものだったとしても、それは無意識の中ででも異性を惹きつけて魅了してしまう生まれながらの《ヒロイン》だという証である。


(こうしちゃいられねえ…ッ)


芦澤は車に乗って街へ出た。
優乃を我が物にするならば、それなりの《準備》が必要だからだ。

あれも必要。これも必要。

全く女とは金が掛かる生き物だ….…。


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