新たな肉棒-7
(並かな…。仮性っぼいな…)
掌の感触から平均的なサイズである事が分かる。直人よりも少し小さいぐらいだ。その方が取り乱さずに済むから逆に都合はいい。裕太に過大なセックスは求めない。奈々はパンツに手をかけゆっくりと下ろす。
パンツから飛び出したペニスはピーンと上向いた。もう完全勃起している。すでにこれだけ興奮してると言う事は早く終わりそうだ。さっさと満足させて事を終えようと思った。
奈々の美しくて白い指が自分のペニスを優しく握って来る。その光景だけでも相当なエロく感じた。
(奈々さんが俺のチンポを…!)
目を丸くして見つめる裕太。その手がゆっくりとシコシコし始めると裕太は眉をハの字にして深いため息をつく。
「ああっ…」
憧れの鈴井奈々に手コキされている。夢の中ようだ。そして奈々が亀頭に向けて舌を伸ばして来るのが見えた。
「!?」
とうとう鈴井奈々にフェラチオして貰える瞬間が来た。ずっと憧れていて、何度オカズにしてセンズリをこいたか分からない。その奈々の舌が、いよいよペニスを舐め始める。
「ああっ…っく!!」
奈々は舌先で柔らかく尿道口を舐める。裕太の目を見ながら見せつけるかのように微笑を浮かべながら何度もゆっくりと往復する。
「ううっ…!うっ…!」
体をビクンとさせて悶える裕太。妖しい光を放つ舌が官能的だ。刺激的な快感が裕太を悩ませる。尿道口をたっぷりと舐めた舌は、亀頭の裏から全体を舐め始める。絶妙なタッチの舌使いに悶える裕太。
「や、ヤベェっス…、気持ちいい…」
「ンフッ…」
でしょ?と言わんばかりの含み笑いを浮かべる奈々の舌は裕太に見せつけるように活発に這い回る。
「奈々さん…気持ちいいっす…。ヤバイ…。ああ…」
裕太の尿道口から早くも我慢汁が滲んで来た。奈々は右手を離し口の中にペニスを咥え込む。
「おおっ…!」
唇に摩擦されながら咥え込まれるペニスはゾクゾクする程気持ち良かった。そしてシュポッ、シュポッと頭を動かす奈々。いよいよ本当にフェラチオされていると言う実感が湧いてきた。
頭の動かし方、咥える力の入れ具合、舌の絡め方…、どれを取っても絶品であった。旦那があれだけ感じるのだ、自分など感じさせるのなんか容易い事なんだろうな、そう思った。何より自分の足元に跪き、ペニスをしゃぶる奈々の姿がたまらなかった。普段は立場の低い自分が奈々を支配しているようないい気分になって来る。自分のペニスを涎を垂らしながらチュパチュパと奉仕する姿をポーっと見つめているのであった。