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Revenge Porno 〜女子アナ・鈴井奈々〜
【アイドル/芸能人 官能小説】

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新たな肉棒-4

ここまで岳斗や優希から何の連絡もない。スマホを見る度に憂鬱だが、2人からの連絡がないといつもホッとする。奈々は安堵感に包まれながら仕事を終え帰り支度をしていた。

するとADの中谷裕太が奈々の元にやって来た。
「お疲れ様でした。」
奈々は笑顔で答える。
「あ、お疲れ様でした。中谷君、何かいつも心配してくれてありがとうね?」
裕太は頭をかきながら照れ臭そうに「いえ…」と答えた。たいてい軽く挨拶するとすぐに去って行く裕太だったが、今日は何か言いたそうな様子ですぐには去って行かなかった。
「ん。どうしたの??」
「あ、あの…、ちょっと相談したい事があって…」
「相談?何ぁに??」
「ち、ちょっとここでは…」
「そう…。じゃあ場所変えようか。」
「すみません…」
いつも心配してくれる裕太に、たまには力になってあげたい、そんな気持ちがあった奈々は2人きりで話せる場所を探したが、さっき直人と入った第4企画室ならまず誰も来ないだろうしゆっくりと話せるかと思った。
「ここでいいかな?」
奈々が第4企画室を指差すと、裕太は頷いた。奈々がドアを開けて先に入る。裕太は後ろからついて来た。電気をつけるとすぐにドアを閉める奈々。
「どうしたの?何か悩み??」
奈々は優しく言葉をかけた。裕太は緊張気味に落ち着かない。何か言いづらそうな事でもあるのかと思った。

「何でも言って?力になるから。」
裕太が緊緊張しないよう、穏やかな口調で言った。すると裕太がようやく口を開いた。
「俺、見ちゃったんです…。」
「え?何を?」
首を傾げる奈々。裕太はポケットからスマホを取り出して画面を奈々に向ける。スマホからは動画が流れていた。一瞬何だか分からなかった奈々だが、まずそれがいかがわしい物だと言う事が分かった。
「え…?」
そして次に、そこに映っているのが自分だと言う事に気づく。
「なっ…!?」
その動画は直人とのセックス。しかもさっきまさにこの場所での行為の動画だった。
「え…!?な、何で!?」
頭の中が混乱する。何故あの動画が存在するのか全く分からなかったからだ。

「さっき、ちょっと疲れて横になってたんです。あそこで。そしたら誰かが入って来て。誰かと思ったら藤井さんと奈々さんで…。ヤバいと思ってすぐに出てこうと思ったんですが、2人ともいきなり始まっちゃったんで出て行きづらくなって…。そしてつい録画しちゃったんです…。」
奈々は赤面する。
「こ、ここに居たの…?」
「はい…」
「…」
まさか人がいるとは思わなかった。夫との行為に奈々は気を許し他人には聞かれたり見られたくない姿を見せてしまった。それを全て裕太に見られていたと思うと恥ずかしくて仕方がなかった。

「お、お願い…、この事は内緒に…」
頼み込む奈々だが、裕太はすぐには返事をせず、奈々をじっと見つめていた。
「中谷君…?」
奈々は嫌な予感を感じた。


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