他人の手-10
「俺はSKBの教祖様とは違って恋愛禁止などクソだと思ってるし。アイドルだろうが何だろうが恋愛しまくってヤリまくればいいと思ってる。だいたい女は男に磨かれて輝くってもんだ。JCだろうがJKだろうがどんどん男に磨かれればいい。こいつは磨けば磨くほど輝くはずだ。だから磨いてやれ、優希。いや、磨いてくれ。」
「い、いいんスか、マジで…」
そんな優希に、性器をいじられ頬をほんのりピンクに染めた沙里奈が優希に言った。
「磨いて、優希…。沙里奈を…。ハァハァ…」
その姿に思わずムラッとしてしまう。
「い、いいの?」
「優希に磨かれたいわっ♪」
優希は岳斗をチラッと見ると、ニコッと笑いウィンクした。
「み、磨いちゃおうかなー!!」
優希から遠慮が消えた。その瞬間、岳斗は沙里奈から手を離し優希に向かって背中を押した。そのまま優希に抱きつく沙里奈。
「あーん、優希だぁ…、いい匂い…♪」
優希は条件反射で抱き締める。
昼間、岳斗が奈々を言いなりにしているのを見ていいなぁと思った。自分も従順なペットが欲しいと。そして今、自分のファンだと言う美少女が自分に抱かれたがっている。きっと自分の言う事は何でも聞くだろう。しかもデビューすれば大ブレークが必至な事を感じさせる。そんなダイヤの原石を手にするチャンス…、逃すのは惜しい。ここは遠慮なく沙里奈を頂こうと思った。
「いいねぇ、君…」
優希が沙里奈を見つめる。
「沙里奈って呼んでっ♪」
甘えるような美少女の表情に優希はたまらなくなった。優希の中で性欲が暴れ出す。
「や、ヤッちゃおっかなー!!」
「ヤッて!ヤッて!」
「へへへ!!」
優希はここが岳斗の部屋だと言う事も忘れて沙里奈の唇に吸い付く。慌ただしく胸を揉み、体を弄り、そして興奮の手つきで服を脱がし全裸にする。淡い膨らみを揉みくしゃにし、乳首を吸うと指で性器を弄る。自分の服も雑に脱ぎ捨てると沙里奈の口にペニスを押し込み自ら腰を振る。沙里奈を押し倒すとそして熱り立つペニスを濡れた蒼い蕾の中に押し込み、若い肉体の上で夢中に腰を振った。
(いーねー、欲望丸出しの若いセックスって。俺もこんな無我夢中にセックスしてみたいもんだわ。)
そう思いながら床でセックスする2人をよそにソファーに座りテレビをつけ、始まったプライム・ゼロの放送を見る。
「こんばんは、鈴井奈々です。最近はすっかり暑くなりましたね。体調管理には十分にお気をつけて下さい。では初めのニュースです。」
知的な容姿でニュースを読む奈々を見てニヤッと笑う。
「俺はお前に熱くなってるよ、奈々…。」
次は何をしてやろうかと考えながら奈々を見つめていた。