安定した高速走行-1
高速に乗ると、狙い通り振動も少なく、安定した走りっぷりだった。
真弓が耳の傍で話しかけてきた。
「xxx、nxd、dd 」
俺は黙って、ダッシュボードを指さした。
こんな時のために、お互いのヘルメットの中には
マイクとスピーカーをセットしてあった。
それを使えば普通に会話ができるのだ。
「ねえ、乗り心地、なかなかじゃん。」
「そりゃあ、そうさ。」
「ねえ、いいかな?」
俺はちらっと後ろを振り返り、大きくうなずいた。
そして、直線に入ったところで少し腰を上げ、
スーツの前の股間部分だけファスナーを開いた。
こんな時にも3輪である俺の「SE−X SAIKO」の安定性は抜群だった。
ハンドルから両手を離し、中腰になっても全く左右にぶれることなく走ってくれた。
俺の意図を察して、後ろから素早く手が伸びてくる。
真弓の手が、俺の股間をまさぐった。
(もっとも、バイクの後ろに、真弓以外の存在があったらそれはそれで不気味だが。)
真弓は、スーツの境目から手を伸ばし俺のジュニアを的確にとらえた。
俺のジュニアは高速の風を正面からもろに受ける。
高速走行中の愛撫が始まった。
時速80q以上の高速で移動しながらの愛撫。
路面からの振動とエンジンの振動が真弓の手を介在して、
俺のジュニアを刺激している。
この緊張感、ハラハラ感が俺の狙いだった。
少しでもハンドル操作を間違えれば、大事故につながる。
しかし、真弓の愛撫は、そんなことお構いなしに、
どんどん激しさを増していく。
狭く窮屈なスーツの中から出された俺のジュニアは、
今までの圧迫感から解放されたおかげで、
いつも以上に早く、そしていつも以上に太く、その身体を成長させ始めた。
普段以上にドクンドクンと脈打つジュニアの鼓動が、
バイクの振動よりもはっきりと俺の全身に広がっていった。
真弓が俺のジュニアを握りしめ、上下に激しくしごき始めた。
高速走行中の緊張感と高揚感が相まって、俺はあっけなく、いきそうになった。
しかしこの状態で暴発すると、風圧の関係で、
俺の出したザーメンが俺の顔にかかる可能性だってある。
≪まずい!≫
その瞬間、前を走っていた車がブレーキを踏んだ。
急に狭まる車間距離に俺の興奮は一気に覚め、俺のジュニアは平静さを取り戻した。
(そうか。、これは、逆に、使えるかもしれない。)
【〇〇SAまで2Km】の標識が見えた。
「次のSAで、休憩しよう。」
俺のあまりにも早い交代の申し出にがっかりしたのか、
真弓からの応答はなかった。
俺は構わずに、次のSAで本線を出て、パーキングにバイクを止めた。
「どうしたの?もう交代?」
真弓の口調は明らかに怒っているようだった。
「どうせ、しゃぶったりはできないんだ。さあ、攻守交代だ。」
俺はそう言って、バイクを降りた。
「じゃあ、あたしトイレに行ってくる。」
そう言うと真弓はトイレへとかけて行った。
(やれやれ。刺激に夢中になっていると事故る可能性が高くなるなあ。
まさに、命がけのセックス・チャレンジだ)
ほどなくして真弓が戻ってきた。
「じゃあ今度は私が前ね。」
前のシートに座ろうとした真弓のレザースーツの前のファスナーは、
股の下まで下ろされていた。
トイレで外し、バイクまでは手で押さえながら来たのだろう。
「真弓。その気、十分だな?」
俺がそう言うと、真弓は一瞬だけレザースーツの前を開け、
俺の目の前にその見事なバストを露出させた。
「だって、もともと、そのためのバイクでしょ?
さっきに刺激だけでももうグチョグチョだったよ。
結婚だってそのためなんだから。十分楽しまなくちゃ。」
そう言って、前のシートに座り、シートの位置を調整し始めた。
俺は俺で、後ろのシートに座り、同じようにシートの高さや位置を調整する。
(なんだ、真弓のやつ。軽くオナニーもしてきたな。)
エンジンをかけた真弓が、後ろを振り返って聞いてきた。
「どう?準備はできた?わたしは全部OKよ。」
(全部?前部?えっ?臀部?どれだ?
とにかく、オナニーは間違いなさそうだ。)
頭の中でくだらないギャグを言いながら俺はOKサインを出した。
SAを出た真弓は一気に加速し、本線へ合流した。
平日のせいか車の数は少なかった。
これがラッキーなのかどうかはわからない。
車の数、スピード、コース、路面状況、
様々なものが今日の試乗の成否を握っているのだ。
緩やかな登りを上り切り、この後は平坦でほぼ直線コースが続く。
俺は、真弓の背中に自分の胸を密着させ、前方へと手を伸ばした。
そして、すでに開かれた真弓のレザースーツの隙間から、
真弓の豊満なバストへと手を伸ばした。
俺の手が乳首をかすめた瞬間、バイクが右にぶれ、
追い越し車線を走っていたダンプの前にはみ出した。
(ファーン。)
慌てて走行車線に戻った俺たちのバイクを、
ダンプがパッシングしながら追い越して行った。
「ま、真弓。大丈夫か?も、もうやめておこうか?」
「ごめん、ビビった?」
「ビビっちゃいないけど、事故ったらヤバイからな。運転には集中しなきゃ。」
「そう?わたし、さっきみたいな瞬間、思わずジュン、って濡れちゃうけどな。
それに、運転委ばかり集中していたら、 感じるはずのものも感じられないでしょ?」
「おいおい、マジかよ。結婚早々、交通事故死、なんて、ごめんだぜ。」
「そりゃそうだけど。。
でも、潤也のペニスがオマ○コに突き刺さったまま死ぬんだったら、
わたし的にはOKかな。」
ヘルメットの中で真弓の甘えるような声が響いた。