危険な同居生活-6
時間はまだ夜の十時だった。夫はつい先ほど自分の部屋に入っていったばかりである。綾子も自分の部屋に入ったとたん、武史がロックを解除して綾子の部屋へと入ってきたのである。暗証番号はすでに武史に教えてしまっていた。
武史は綾子の口に猿ぐつわをし、声を出させないようにして綾子を抱いた。もちろん避妊具無しである。武史と身体を合わせてからも、意外にも綾子は抵抗を見せていた。やはりまだ夫が起きているかもしれない状況ではセックスに没頭することはできないようだった。しかし十分ほどで最初の射精が始まり、子宮内部におびただしい量の精液を流し込まれると、あとはもうグッタリとしたようになり、抵抗する気力を失っていた。
そして武史が二度、三度と膣内射精を繰り返すうちに、綾子は武史の鍛えられた肉体にしがみついていた。
「どうだ、綾子? 中出したまんねぇだろ?」
「いいっ! すごくいいわ・・。 お腹が・・、熱くて・・。精子がすごい勢いで子宮のなかにドクドク入ってきて気持ちいい・・。たまらない・・。でも・・、こんなこと・・。なんだか癖になりそうで怖いわ・・」
「こんなの繰り返してたら、そのうち中出しじゃないと満足できなくなるかもしれねぇぞ・・。ん、もうすぐ十二時か・・。お前の身体が良すぎて、チンポ全然おさまらねぇよ。なあ、今日も朝までいいだろ?」
「だめよ・・。そんなことしたら・・、武史くんの仕事に差し支えるわ・・」
「そうだな・・。さすがに月曜からこれじゃあな・・。よし、あと一回出して寝るか。最後の一回は綾子が上になって腰振ってくれよ」
「う・・、うん・・。あと一回だからね・・。あと・・、できれば外にだして・・。癖になったら怖いの・・」
武史はその後、中出しを怖がりながらもしがみついてくる綾子の体内に欲望を吐き出していった。そして、結局朝まで交わり続け、綾子の部屋で二人は眠りに就いた。その中で、綾子は武史との肉体関係を継続することを約束した。