第5章 恥辱の浣腸-2
≪浣腸≫
和雄一人だったら、陽子の怒気を含んだヒステリックな叫びに押し切られただろうが、智之が見ていると思うと、引くに引けず、逆切れしてしまった。
「何を言ってんだよ、万引き女のくせに!」
「いや、止めて!」
和雄は陽子の腰に腕を掛けると、逆さに抱え上げて、その股間をシャワーの湯で攻め立てた。
「へえ、面白いことをするじゃん。でもこれの方が面白いぞ」
智之はノズルがついたピンク色の容器を手にしていた。
「な、何だよ、それ?」
「浣腸だよ」
「浣腸…」
肛門から黄色い液体と便が噴き出す、あの浣腸プレイ…和雄の頭にはAVで見た映像が浮かんでいた。
「やってみろよ」
「うん」
智之からピンク色の容器を受け取る和雄の手は興奮で震えていた。
「や、止めて、止めてよ!」
陽子は叫んだが、和雄の耳には入らない。皺々の肛門にノズルを挿し込むと、その容器をぎゅっと握って中の液体を注入した。
「あ、嫌よ、こんなことしちゃ嫌よ!」
陽子は必死だ。このままでは最も恥ずかしいところを見られてしまう。自由にならない手足をばたつかせ、逃げ出そうとするが、和雄は止まらない。
「もう一つくれ」
「え、もう一つ?」
「うん、AVだと1本じゃない」
和雄は智之から浣腸を引っ手繰ると、続けて2本を注入した。