写真と動画-8
そんな視線にも岳斗は人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべてこたえる。
「前は俺にそんな反抗的な目なんてした事なかったのになー。俺に媚びるような視線してただろ?俺を自分だけのモノにするのに必死、みたいな。物欲しそうにチンポ見つめて涎垂らしてたお前はどこ行った?へへへへ」
「媚びたつもりなんてないわ…!馬鹿にしないで…!んんん…っ」
「その割には俺が望む事、何でもしてくれたじゃないか。顔射から中出し、それにS Mも…」
奈々の頭に縄で縛られて凌辱された記憶が蘇る。
「や、止めて!」
耳を塞ぐ奈々。しかし岳斗は執拗に奈々を苦しめる。
「猿轡して涎ダラダラ垂らしたりさー、鞭で打たせてくれたしさー、バイブ責めさしてくれたりさー、蝋燭も。あ!そうそう、浣腸までさせてくれたじゃないか!後始末が大変だったな!まぁお前が責任とって掃除したんだけどな!」
思い出すだけで後悔の念にかられる。今となっては何故あんな行為を許してしまったのか、自分が腹立たしくて仕方がない。当然そんな行為も動画として岳斗に保有されている。奈々は恥ずかしさが悔しさか、またはそのどちらからかは分からないが、目にうっすらと涙を浮かべる。
「最低…!」
そう言うのが精一杯であった。
そして奈々にとって最悪の屈辱的な瞬間が訪れた。
「おやー??何かチンポが滑らかに動くようになってきたんじゃないのかー?」
わざとらしくニヤニヤと見つめる岳斗。
「…」
奈々は唇を噛みしめ顔を横に背けた。
「ハハハ!濡らしたな!奈々!また濡らしたよ!俺とはヤリたくないはずなのに、何でお前濡らしてんだよ!!」
岳斗はムカつくぐらいの高笑いを響かせながら大きな声で奈々を恥辱する。
「チッ…」
舌打ちして無視する奈々。しかし奈々が反抗的な態度をすればする程に岳斗にとっては格好のオカズになる。
「やっぱ奈々は俺のチンポが好きなんだな。そりゃそうだ。このチンポでどんだけ気持ち良くしてもらったか分からないもんなぁ??」
「…」
もう何も答えない。答えるだけ岳斗を喜ばせる事になると思った奈々は無視を決めた。しかし無視されれば無視される程、無視出来なくなるような卑劣な言葉を考えつく岳斗。その策略にまんまとはまってしまう。
「ククク、旦那のチンポじゃ満足出来ないか…?」
「!?わ、私の事ならいくらでも馬鹿にしてもいいけど、夫の事を馬鹿にするのは許さない!!」
顔を向け怒りの表情で睨み付ける奈々。まさにしてやったりで面白くなる。
「ハイハイ、そうですか。じゃオマンコも濡れたようだしお楽しみといきましょうね♪」
やはり馬鹿にしたかのような表情と口調でそう言った岳斗。奈々はまんまと岳斗の策略にはまってしまった事に気付き悔しさが湧き上がるが、しかし腰を動かし始めた岳斗に、思わず声を出して感じてしまった。
「あっああん…!」
と。