第3章 拘束-3
≪凌辱の始まり≫
「あ、うぅぅ……」
ビールを無理やり飲まされたことも重なり、陽子は意識が薄れて眠ってしまったが、尿意を感じて目を覚ました。隣では智之が裸のまま寝ていた。
何とかトイレに行こうと起き上がったが、首輪のリードのため1mしか進めない。
このままではオシッコを漏らしてしまう。陽子は仕方なく智之を揺り起こした。
「おぅぅ……」(起きて)
「何だよ、うるさいなあ」
「オ、オシ…オ、オシッ!」(オシッコ!)
口の中にピンポン玉のようなものを押し込まれているから、ちゃんと喋ることができない。
「オ、オ、オシ…コッ!」(オシッコ!)
「あ、何?」
青ざめた顔で、体をぶるぶる震わせている陽子に、智之はようやく気がついた。
「オシッコしたいのか?」
「は、は……」(はい)
「そうか…じゃあ、連れて行ってやるか」
智之ののろのろとした動きに、一刻の猶予もなくなっている陽子は焦る。
「は、は……」(はやく!)
「うるせえなあ!」
イラついた智之が口の中から玉を取り出した。
「お、オシッコ、漏れちゃうから、は、早く…お願いします!」
「ははは、漏れるのか?へへへ、これは楽しみだ」
「お、お願いだから」
「はい、はい、分かりましたよ」