未来・富樫菜穂子-5
鼻をつまみながら、未来が俺の頭側のベッドサイドにしゃがみ込んだ。
「ねえー……この締まりのない穴、やっぱ亮介がおっきいおちんちんズコズコしたせいでこうなったの?」
「いや、菜穂子とはアナルファックしたことないな。デフォでこんなゆるゆるアナルだよ?」
「それ人間として終わってんね。もうマジ臭すぎて死にそうだから、おちんちんで栓しちゃって欲しいんだけど……」
「ああ、それはイイかもね。ただしヤリ終わった後、屁以外も全部垂れ流しになる可能性大だけどな」
「どうせぶっ壊れてんだから別にいいんじゃない? オムツ穿いてテレビ収録するようになるのも面白いかもよ?」
サディスティックな女王様役にハマったのか、心から楽しげに菜穂子をいじめ倒す未来だ。ヒクヒクする尻穴にグニッと人差し指をあてがい、門肉をこねくり回す。
俺のペニスにドローリと生暖かい液体が垂れてかかった。半開きの口から菜穂子がだだ漏らす唾液の滝である。
「嫁がこんなこと言ってるけど、どうするー? 俺の言った通りにおねだり出来ないんなら、無条件でチンポはケツ穴にぶっ込まれることになるけど大丈夫?」
通告してみたが、菜穂子はもはやまともな言語らしきものを吐けないまでになっていた。あ゛〜とかお゛〜とか、野獣みたいな狂った声で悶えまくるのみで、知能のある生命体とは思えない退行ぶり。
時おり、プピーとかだらしない肛門からガス漏れを起こし、そのたび未来に尻っぺたをぶっ叩かれるアホ動物と化していた。
「ねえ〜、こんなイカれた雌ブタ放っといて、わたしにおちんちん頂戴っ……おまんこでもお尻でも、好きなほう使っていいからぁ……我慢出来ないよぉ……」
プスプスと小刻みにガス放出する菜穂子のアナルに二本指を突っ込み、催促する未来だ。
ここまで昂ぶらせての放置プレイは美味しい。俺はその提案に乗った。
「そうだな。うるさい動物はそのへんに転がしといて、夫婦の営みしようか。どうせ未来のことだから、どの穴も受け入れ準備バッチリなんだろ? 菜穂子よりは締まりのいいケツ穴向けてみろよ。ずっぽし奥まで可愛がってやんぞ」
俺は上に乗っている菜穂子を払いのけた。
「びぇっ! やっ、やだああああぁ!! 亮介ぐんお願いいいいいぃ……あだじにハメてえぇっ……亮介ぐんのデカちんぽでズゴズゴ犯じでええぇ!!」
マジで正気を失ったかの如く、涙に鼻水に涎と、顔から出る液体ことごとくを垂れ流し、百年の恋も醒める浅ましい形相で俺にしがみついてくる菜穂子。
「あー? うっせえ屁こきブタ。くっせえケツに栓して欲しいんだったらしてやるけど、まんこだったらいらねえぞ」
「いいですううぅ!! どこでもいいからおちんちん下さいっ! おちんちん〜〜〜!! 亮介くんのおちんちんっ、身体の中に欲しいのおおぉ……」
欲求の塊と化した女体は全力で俺にしがみつき、是が非でも我がほうへと振り向かせたいと懇願する。
俺を求める意思の激しさが勝る一方へ応えてやるのが男としての誠意である。
俺は選ぶべき女体を見極めた。