第8章 俺は中村さんとヤッた!-2
「あ…あん…!あ…あん…!」
一気に突き刺した隆文だが、挿入はその感触を確かめるかのようにゆっくりとしたものであった。ようやく辿り着いた極上の獲物の味をじっくりと楽しむかのような、そんな挿入だ。
「ああん…ハァハァ…気持ちいい…です…ハァハァ」
「俺もだよ、ハァハァ…涼子…」
涼子と呼ばれる度に胸と子宮にジンジン響く。私はこの人のモノになったんだ…、そう思えた。
膣内で愛液がネチョネチョと掻き回される音が響く。極上の挿入穴を作り出している自分のいやらしさを確認する涼子。しかし隆文が喜んでくれるならいやらしい女でいいと思った。セックスしながら見つめてくる隆文が愛おしく感じる。
「俺、嬉しいよ…。とうとう涼子とセックス出来て…」
「ハァハァ…、私なんか…そんな大したもんじゃないです…」
「他の子とは簡単にできたけど、涼子とは今日まで出来なかったじゃん…。ようやく振り向いてくれた…。ありがとう」
「そ、そんな…。私こそありがとうございます…こんなオバサン…」
オバサンと言いかけた瞬間、キスで言葉を遮られた。
「涼子はいい女だよ…。自分をオバサンだと思うとどんどん老けてくよ?涼子は自分にもっと自信を持った方がいい。女としての花が満開の時期なんだって、ね。」
「ハァハァ、隆文さん…」
自分はもう若くはない。どんなに頑張っても20歳代の子らには若さでは敵う訳がない。しかし自分が花なら隆文の言葉は水だと思った。嬉しい水を隆文に与えられる度、自分は瑞々しくなっていけるような気がした。隆文とのセックスが女としての花を美しく咲かせられるような気がした。
「ハァハァ、好きでした…隆文さんの事…」
「えっ…?」
思いもよらぬ言葉に驚いた。
「いつから…?」
「ハァハァ…、きっとあの宣言をされた日がきっかけだと思います…。私、意識しちゃって…。私、嬉しかったのかも知れません。もう私を抱きたいだなんて思ってくれる男性はいないと思ってましたから…。あれからずっと隆文さんを意識して…、気付いたら…好きになってました…。途中で何度OKしようか迷いました。でも怖くて自信がなくて言えませんでした…。でもやっぱり自分の正直な気持ちには嘘がつけなかったです。最近は隆文さんとセックスする妄想ばかりしてました…。次こそはおOKしよう、OKしようと思いながら今日まで来てしまいました…。今日、隆文さんと2人きりになって、やっぱり隆文さんの事を好きな気持ちは抑えきれませんでした。私も、ハァハァ、隆文さんとセックスが出来て嬉しいです…」
そう言った涼子は物凄く色っぽく、艶やかであり、隆文は見惚れてしまった。