投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

俺のM女調教日記の最初へ 俺のM女調教日記 110 俺のM女調教日記 112 俺のM女調教日記の最後へ

俺のM女調教日記(27)-1

矢野崎が調教した女は冬美と言い、このスナックのママで美しい女だった。
冬美は始めは矢野崎にバイブレーターで虐められ、
次は口にボールギャグをかまされ、バラ鞭で打たれて放心状態になっていた。
しかし、冬美はまだ逝ってはいない。
逝くのを耐えていたのだろうか、俺にされるまでは……。

そんな気がしてならない。
しかし、そのことを俺は冬美から聞き出した。
それは、後でわかる。

その後、矢野崎は満足した顔をして、俺に彼女を好きなようにしていいと言った。
一応はS男として自負している男にとっては、
自分の女を差し出すことに懐の深さを見せつけようとする。
まぁ俺もその1人だが。

俺は彼の調教が終わるのをじっと待っていた。
なぜならば、冬美と言う女が俺にとってはM女として好みの女だったからだ。

しかし、俺は冬美が美しいからと言うだけではない、
何故か感じることがあるからだ。
その美しさの中に潜む女としての寂しさや孤独感、誰かにすがりたい心。
心から自分の心と身体を奪って欲しいという願いが俺の心に伝わってくる。
それは、冬美自身を狂わせるほどの被虐の喜びなのだ。

ただ、単に虐め、調教するだけでない「なにか」がある。
それを冬美は俺に求めているのが俺にはわかるからだ。

その冬美は黙ってさっきから俺をじっと見ていた。
俺の偏見かもしれないが、なぜか彼女は嬉しそうな顔をしているように俺には見えた。
俺が、冬美を調教すると言ったときの、わずかな顔の変化を俺は見逃さなかった。
控えめではあるが、そのときの目が憂えていたし、
頬が笑みを浮かべているのが俺にはわかるからだ。

誰でも、人間と言うものは心惹かれる相手を見ると、
無意識のうちに自分自身で反応するものらしい。
直感的にそれが今の冬美だと思った。

「では、お言葉に甘えて冬美さんのお相手をさせていただきます、矢野崎さん」
「どうぞ」

だが、皆は俺がその前に矢野崎の友人である桜庭の愛奴の美少女の由紀を調教しているので、
その実力がわかっているはずだ。
その俺の調教の仕方を、
由紀とは違った方法ですることに皆が興味を持っているように俺は感じた。

「では、始めようか、冬美、こちらへ」
俺は冬美を呼び捨てにした、この時点で彼女は俺の奴隷になるからだ。
冬美もその決心をしているのが俺にはわかる。
「はい、佐渡様、よろしくお願いいたします」

冬美は俺に頭を下げてM女らしく恭順の意をしめした。
「うむ」俺は冬美を見つめながら横柄に頷いた。



俺のM女調教日記の最初へ 俺のM女調教日記 110 俺のM女調教日記 112 俺のM女調教日記の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前