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イケナイコト?
【兄妹相姦 官能小説】

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イケナイコト?〜兄の本音〜-2

オレは思い切り顔を背け、薫を外に追い出すように、音楽室の扉に手をかけた。
一秒でも早く、彼女から離れたかった。
でなければ、もう、自信が持てなかった。
しかし、そんなオレの想いとは裏腹に、背中で薫の泣き声が、いっそう強くなる。
「待って、ごめんなさい…!」
振り向くと、薫は可愛い顔をぐしゃぐしゃに歪ませて、しゃくりあげていた。
「忘れる、から。ちゃんと、妹、するから。だから、キライにならないで…無視しないで…。兄さんに嫌われちゃったらあたし、あたし…」
言葉を詰まらせ、泣きじゃくる妹の姿に、胸が締め付けられるような思いがした。
「薫……」
そんなにまでも、オレを想っていたのか。
「お願い、兄さん」
必死に訴える彼女に、オレはもう、我慢することができなかった。
遠くで理性が壊れる音が鳴り響く。
強く彼女の身体を抱き寄せて、後ろ手にカギを下ろした。
「バカだな」
「…にぃさん?」
「バカだよ、おまえはバカだ」
「ね…苦しいよ…ふ…う、んむぅ!」
突然の抱擁に驚く彼女の隙を突いて、素早く唇を重ねる。
柔らかな感触をねっとりと甘がみし、舌でなぞり、押し開いて口内を蹂躙する。
「ん…んふっ…ふぁ、あ!」
舌を強く吸い上げ、絡めとり、舌伝いにこちらの唾液を送り込んでやると、彼女は白い喉をコクン、と小さく鳴らし、素直にそれを飲み下した。
「に…ぃ、さ……」
唇を離して間近から顔を覗き込むと、白い頬がうっとりとバラ色に染まり、涙をたたえた瞳は悦楽の余韻に潤んでいた。
「誘ったのは、おまえだ。もう途中で止めてやらない。おまえがどうなっても、オレは知らない」
「やぁっ…にぃ、さん…!」
震えながら声を上げる彼女を悲鳴ごと絡め取り、頬を伝って首筋へ、下を這わせながら吸い上げる。
白い肌に残されていく赤い花びらに満たされながら、彼女の身体を抱きかかえ、床の上に横たえた。
胸元のリボンをするり、と抜き取り、白いブラウスのボタンを乱暴にはずしてやると、レースの下着に包まれた、小ぶりだが形の良い胸が晒された。
躊躇うことなくレースの隙間に手をいれ、頂きのふくらみを指先で弄る。
「ん、あ…ふぁああっ!」
「相変わらず、感じやすいな」
言葉に反応したのか、白い肌がうっすら羞恥に染まる。
逃がさないよう、頭上で押さえつけていた両手をしっかりと制服のリボンで縛り上げブラジャーをはずすと、桜色の先端に唇を寄せ、唾液を絡めるように濡らしていく。
全身に激しい征服欲が湧き上がるのを押さえられない。
この女を、オレの色に染め上げたい。
大事な大事な、オレの妹に、オレの匂いを染み付かせて、教え込んで、誰にも手出しさせないように、縛り付けてやりたい。
スカートをまくり上げ、露になった薄い布地に、微かに口づける。
「ひゃぁっ!」
焦らすように丘をなで、腿の内側に吸い付き、わざと大事な部分を避けながら、丹念に弄る。
「あ、はぁ、ん……ん、んんんーっ!」
薫の白い身体が、仰け反るようにビクビクと跳ねる。
布地の隙間を舌でなぞると、うっすらと湿った布の上から、小さな割れ目が浮き上がってきた。
「やぁ…!に、い、さ…あん、ああんっ…」
「どうした?何を泣くことがある」
「こんな…あたし、あたし…」
虚ろに見開かれた瞳が、ポロポロと涙をこぼす。
顔を上げてじっとその瞳を覗き込む間も、指先だけは、絶えず快楽を送り続ける。
「ダメなんじゃ、ないの?怒ってたのに…どうして?」
「知りたい?」
「だって、わかんな…あっ、んああっ!」
体に送られる刺激に敏感に反応しながらも、必死にこちらを見つめ返す薫。
こんな健気な姿を、陵辱せずにいられるだろうか。


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