第7章 私は岸田さんとセックスがしたい…です。-9
「あ…うぅ…」
匂いを嗅がれているだけで感じてしまう。ただ嗅がれて嫌だと言う感情とはまた違う何かを感じていた。
(私…、アソコの匂いを嗅がれて感じてるの…?)
その感覚とは興奮に近いものがあった。まさか男に性器の匂いを嗅がれて興奮する訳がないし、もしそうなら変態かもと思ったが、しかし嗅がれて感じてしまう自分にそれを認めざるを得なかった。犬のように夢中でクンクンと匂いを嗅いでくる隆文に体が段々と熱くなる。
(は、早く舐めて欲しい…)
無意識にそう思った涼子。体は正直だった。もう熱くなった性器を早く慰めて欲しくて仕方がない。舐められて、そして入れて欲しい。涼子のセックスに対する欲求が極まっていた。
しかし自分から舐めてくれなどど言う恥ずかしい事は言えない。早く隆文が舐めてくれないかと焦らされるように待っていた。
「ふぅぅ…」
隆文は嗅ぎ満たされたかのように息をゆっくりと吐く。
(来る…!)
涼子はそう思った。そしていよいよ隆文が舌で唇をペロッと舐めてから言った。
「じゃあ舐めてあげるよ…」
涼子は薄眼を開け隆文を見つめる。
「うん…」
涼子は指を咥えながらそう答えた。
「へへへ…」
何ともいやらしい笑みをこぼしながら舌を出し、いよいよ性器に寄せる。そして涼子の濡れ濡れの性器を下からゆっくりとねちっこく舐め上げた。
「きゃんっ…!!」
全身に鳥肌が立つぐらいに感じた涼子。一瞬意識が遠のいた。そして何回も性器をペロッ、ペロッと舐め上げる隆文。その度に涼子は大きな喘ぎ声を響かせた。
「ああん…!ああん…!あっ…!あっ…!、きゃっ!」
と。ヌメッとした柔らかく、そして多少のザラザラ感がある舌に性器を舐められ激しく息を切らす。
「ハァハァ…、ハァハァ…!ああん…!…ンハァ…」
「へへへ」
隆文は性器と顔を見ながらだらしのない笑みを浮かべてクンニを続ける。そして舌を左右に振りながら割れ目を開いて行く隆文。ヌルヌルになっているビラビラの内側が物凄く卑猥に見える。
(もうすぐだ、もうすぐこのヌルヌルして気持ちいい穴にチンポを入れられるんだ…。でもその前にしゃぶって貰わないとな…。へへへ。)
涼子にフェラチオしてもらうのも目標の1つだ。早く涼子がペニスを咥える姿が見たいという願望を押さえつけながら、まずは涼子のオマンコを口で堪能する隆文であった。