智美の思惑、春奈の思惑-7
「もっと頂戴…、もっと…」
昨日のオナニーから数えて幾度も絶頂を迎えた智美だったが、これまでの飢餓状態を解消すべく幾ら疲れようとも貪欲だった。
智美は四つん這いの状態のまま、左右の尻肉を引っ張り、恥ずかしい部分を広げて晒した。
一旦抜いていた肉棒を握り締めて、亨は智美の尻にそれを突っ込んだ。
「あああああん」
行き場を失った多すぎる愛液が、肉棒が出入りする度にジュブジュブと滲みでた。
「ああん、もっとして…、奥までぇ…ああん、もっとぉ、あっ、あっ、いい、ああん」
清楚だった頃のギャップと、新婚以来なかった朝セックスで、亨は昨晩複数回こなしたとは思えないほど興奮を覚えた。
「ああん、また…、ああん、イッちゃう、イッちゃううう、あああん」
耳元で卑猥に響く智美の2回目のイキ声とその締め付けで、コントロールしていた亨も遂には陥落した。
「やあん、亨さんたら結構激しいのね」
「智美さんのイキ方もエロ過ぎるぞ」
智美たちが西窓を閉めないまま始めたことを幸いに、レースカーテン越しではあったが、春奈と明は自宅の窓からその様子をコッソリと覗いていた。
もちろん、ただ覗いているだけではない。明の手は半裸状態の春奈の乳首を弄び、春奈の手はむき出し状態の明の肉棒を扱いていた。時折、思い出したように、春奈は肉棒を咥え、明は割れ目の中を指で擦っていたのだ。
「ああん、早くやりたいよぉ、スワッピング〜」
友人夫婦のセックスを見るのも興奮するが、露出趣味の春奈は自分の方が人から見られたかった。
「だな。で、どう誘うかだな」
明は春奈の乳首から離した手を組んで考えた。
「ねえねえ。今日って塾の一泊合宿じゃない。今晩、2人を招いて子供抜きの食事会なんてどう?」
春奈は窓枠に手を置いた覗き姿勢のまま、尻を突き上げながら提案した。その春奈の視線の先には、智美がお掃除フェラに没頭している姿がレースカーテン越しに映っていた。智美のフェラ姿勢は四つん這いで、片手を女体の下から伸ばして自らの股間も擦っていた。
(うふふ、清楚な智ちゃんが、あんなにエッチだったなんて)
そう思いつつ、春奈は肝心なことを続けた。
「もちろん、食後のデザートは…」
それが普通の食事会ではないことは、智美と同じように女体の下から片手を伸ばし、指先で作ったVサインで割れ目を開いたことでわかった。因みに、昨晩、卑猥な下着を脱いでからは、春奈は下着を身に着けていない。
「おおっ!それはいいかもな。善は急げだ。春奈、早速お誘いしてこいよ」
「あっ、でも、さっきのことがあるから、あたしが智ちゃんを誘ってもノって来ないかも」
春奈が残念そうな顔で振り向いた。
「なら、オレが亨さんを誘ってみるよ」
元々自分から言い出したことだ。
「大丈夫?」
「ああ、任せとけ」
亨が春奈の下着に興味を示していたことは、春奈から報告は聞いていた。そこに勝算はあると明は踏んだ。
「ああん、頼もしい。で、どうするの?直ぐ行くの?」
上目遣いで春奈が聞いた。
「もちろん、行く前にイッてからだ」
春奈の目の意味を十分理解していた明は、肉棒を掴むと春奈の淫口に突き立てた。
「ああん、スッゴク頼もしいよぉ〜、ああん」
春奈は隣家の寝室に届くように喘いだが、1突き違いで智美達はシャワーを浴びに、階下に降りていた。