《第20話》2□19年5月下旬(2)-1
《第20話》2□19年5月下旬(2)
次の水曜は、いつもの通り、初53でした。
ぼくは水曜を、騎乗位の腰づかいだけで、初53を追い込んだり焦らしたり、抜いたり刺したり、フェイント入れたり入れなかったりして、どれぐらい操れるか、練習に使おうと思って、いろいろ試しました。
特に、抜いたり刺したり、は、かなり難しい技だと思うから、初53で、何回も練習しました。
抜いて3秒ぐらいが、おばさんのむなしい表情と、直ぐに貫かれ直した時のギャップが楽しめる時間みたいです。
ぼくが楽しめるという事は、お客さんも楽しめると、考えています。
ここで鍛えた腰づかいで、他のおばさんの時には、何秒ぐらいがいいのかを、いろいろ試したいです。
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土曜の前に、4人の、元ヌードモデルさんの事をネットで調べました。
先に、案内さんから知らされたのは、昔の写真と芸名と、今の年齢だけです。
50代前半が3人と40代半ばが1人でした。
昔、『週刊ぷれーぼーい』とか『へーぼんパンチ』(今は無いらしい)という雑誌に載ったり、40代半ばの人は、Vシネマに出た事もあるそうです。
案内さんに、もう少し聞いたら、撮影組織は、以前から、ルックスのいい、元モデルさんとかに、いろいろ声をかけているそうです。気を付けてるのは、今はあまり芸能活動していない人に声を掛ける事らしいです。目だったら、いけないからです。
もう活動していない人は、全然うれなかった人も含めると、すごくたくさん居るから、声を掛けると、返事のある割合は少ないけど、人数はある程度は集まるそうです。
元モデルさんは、一般人よりも現在独身は多いらしくて、独身の人は、若い男の子としたい願望は、潜在的なのも入れると、少なくはないそうです。
そういう人を、たくさんキープしといて、ボディケアとかジムとか、美容外科で完全脱毛とかを、組織のお金で受けさせておいて、ルックスとか性格で順位を付けておいて、ぼくのような男の子が用意出来たら、順位と相性でマッチングして、出演依頼するそうです。
今回は、4人に、声を掛けたそうですが、その中から、誰が来るのか、まだ分かりませんでした。
でも、「こういちくんは、モデルさんに評判いいから、安心して来てね」と言われました。
ぼくは、40代半ばの人は、生理は上がってるのか気になって、案内さんに聞きました。
40代なら、射精したらマズいんじゃないかと思ったからです。
すると、「女性は、全員が妊娠できる訳じゃなくて、体質的にできない人もいるんだよ」と教わりました。ぼくは、知らなかった事だったから、少し驚きました。
でも、確かに、子どもを授かれないご夫婦が居る事は、今までも聞いた事があるから、ぼくは納得しました。
ぼくは、40代半ばの人が、もしかして不幸に思ってるなら、向き合い方が分からないから、気になりました。
でも、案内さんは、「ご本人はそんな事は、もう、ずっと前から吹っ切れてるし、そういう事は、他人から気にされるのが一番いやなんだよ」と教えてくれました。
(成る程と思いました)
「こういちくんは、『だから反対に、40代なのに、ぼくとナマでセックスが出来て、ぼくに膣内射精してもらえるんだから、ラッキーじゃない』ぐらいに思って、セックスの相手をしてあげる事が大事なんじゃないかな」
と、案内さんに言われた時には、ぼくは、本当に、そうだ、思っていました。
案内さんは、やっぱり説得が上手いです。
ネットで調べたら、その40代半ばの人だけ、昔の写真と動画が少しありました。(50代3人は、ありませんでした)
20歳前後のですが、童顔で、胸がふんわりしてて、かなり大きくて、乳首とかも薄い色できれいです。
その時の3サイズと、30歳過ぎのデータの3サイズでは、バストとウエストが、両方とも少し増えていました。
それから、10年ぐらい過ぎてるから、今がどうなのか、早く知りたくなりました。
他の3人(50代前半)は、20歳前後の写真から想像するだけだし、2人はセミヌードだから、胸も想像しないといけません。
それから、昔の写真は、40代半ばの人は、ヘアヌードだったから、撮影組織に登録してから完全脱毛してると思いますが、50代前半の3人は、まだヘアヌードが無かった時代らしくて、その場所は写っていませんでした。
でも、どっちにしても、今は完全無毛のはずです。
あと、案内さんから注意する事として言われたのは、4人とも、元ヌードモデルですが、AV女優とか、ピンク映画(昔のAVの事らしいです)の女優とかじゃないから、セックスを仕事でしていないから、こういう撮影は、素人(アマチュアの事です)らしいです。
こんな事を調べてたら、反対に余計にややこしくなったりもして、ついに土曜日になりました。
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土曜は、早く来るように言われて、朝8時に、マンションの事務所に行きました。
すると、案内さんから、土日の2日間で、4人とも、相手してあげて欲しい、と言われました。
「 えっ… 」と思っていると、『@土曜の午前』『A土曜の午後』『B日曜の午前』『C日曜の午後』の4回で、1人ずつ、相手をして欲しいそうです。
(順番は、厳正なくじ引きで決めてるそうです)
今回は、声を掛けた4人ともが、OKの返事をしてきたそうです。
いつもは、4人ぐらい声を掛けて、1人決まるかどうかで、ある時は、4人では決まらなくて、5人目に声を掛け直す事もあったそうで、苦労が多いそうです。
今回は、「逆の意味で、調節が『苦労』になってしまったけど、こういちくんなら出来るよね」と簡単に言われてしまいました。
(考えたら、『苦労』するのは、ぼくです。この場合)