８-1
僕は可能な限り舞に寄り添って過ごした。週に1度自宅に帰って適当に掃除をし、まとめて洗濯をして新しい着替えを用意して舞の住む家へ戻った。
舞は僕の服を洗ってくれようとしたが、それは良くないので断った。いつ、どのような形で叔父が帰って来るか分からないし、その時に男物の下着を舞のものと一緒に干しているのを見られたらとても面倒なことになると思ったからだ。
家で洗濯をすれば干したものを取り込むのにまた戻らなければならないため、費用はかかるがコインランドリーを利用することにした。こうして僕が自宅に戻る時間は減り、部屋の掃除や換気と着替えの交換だけになり、冷蔵庫は空になった。
距離も遠くなったがバイトも舞の家から通うようにした。舞は僕の出費を申し訳なく思ったようで小遣いと称してお金を渡そうとしたが僕は断った。舞の方も僕が一緒に住んでいる間の食費を渡そうとしたが受け取ってはくれなかった。
僕が自宅に戻る時は玄関まで見送りに来て、いつもより長いキスをした。そして僕が舞のもとに戻ると彼女は必ず僕を求めた。
行為のあとでお腹が張って痛そうにする舞が心配だったが、愛する女性と共に生活をしながら禁欲をするのは若い僕には辛すぎた。
「少しずつ身体の線が崩れて来ちゃったから、なるべく見ないでね。隆君に嫌われたくないし…」
毎度のように訴える舞を僕は一糸纏わぬ姿にしてじっくりと見た。手で身体を隠そうとするのを許さず、舞の裸を見て直立したペニスを握らせ、僕も彼女の身体を優しく撫でた。
日々少しずつ大きくなっていくお腹、乳房も大きくなって青い血管が走り、乳首は黒ずみ肥大していった。それでも僕は舞を醜いなど思わなかったし、宿っているのが僕の子じゃないと分かっていても舞を心から大切にできた。だからこそ、妊娠後期が近付くにつれ、舞を抱くのが怖くなっていった。
「んっ…隆君……今日もまた…お預け…はぁ…んんっ」
片足を持ち上げて陰核を舌で転がし、丁寧に舞を逝かせたが、僕が挿入しないことで不安になったようだった。
「早産とかなったら怖いでしょ、お腹が張って苦しむ舞を思ったらできないよ」
「心配してくれてるのは分かるけど…」
舞を抱けないのを申し訳なくおもったが、それでも彼女は健気にも僕の処理を毎日してくれた。
毎日お風呂に入る前に僕をソファーに寝かせ、通販で購入したローションを使って僕のペニスを扱いた。
「はぁ………舞…………もう出る…」
舞の手は柔らかくて温かく、僕はいつもすぐに果てた。舞は時々果てた僕を解放せず、射精したばかりのペニスをゆっくり扱きながら亀頭を撫で回した。僕はソファーのクッションを握りしめ、歯を食い縛って耐えようとしたが、どうしても情けない声が漏れてしまった。
「舞っ…それだめ…ヤバい…ヤバいって…くっ…ふぅぅ…うぁ………舞お願い…」
舞は優しい表情のまま僕のペニスを責め続けた。射精直後のつらい感覚に再び温もりが戻り、舞の手に快感を感じ、無意識に腰が動くようになると、最初に果てた時の倍の量の精子を撒き散らした。