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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(6)-2



 ゴキブリ責め以来、白香お姉ちゃんは呆けたようになりました。おっぱいを苛め抜かれたことや緊縛よりも何よりも、あれが、相当ショックだったようです。
 あの後、また皆でお風呂に入ったのですが、シャワーの湯滴に打たれながら、お姉ちゃんは放心状態でした。それでも見事なその双臀に向かって桃香は、さらなる責めアイデアを出してきました。それは「拘束バケツ排泄」というものでした。全裸の白香お姉ちゃんの左右に配置したポールに同じ側の手足を折り曲げて縛りつけて、お尻の下のバケツに浣腸等をして排泄させるというプレイだそうです。設備はすでにあの「研究室」に頼んでいて、
「時間はかかるって言われたけど、必ず実行するからね♡」
と宣言する桃香。わたしは聞きながら、心を痛めていたのでした‥‥。
 それからまた、少し日が経ちました。白香お姉ちゃんは、普段しっかりすぎるほどしっかりしているが故に、その反動でしょう、桃香に対して、すっかり従順になりました。
「ふふふー。このおっきくていやらしいオッパイは誰のモノかなー♡」
と桃香が、あのコにしては努力しているであろう粘っこい口調で尋ねると、
「は、はい。桃香お嬢さまのモノです‥‥」
と、腕でぎゅっとおっぱいを隠しながら、あるいは実際に桃香におっぱいを弄られながら、頬を朱に染めて答えるのです。
(まさに、おっぱいペット状態‥‥)
なのでした。
 わたしは、そんなお姉ちゃんは、見たくありませんでした。たとえ少し強引でも、わたしたち妹をしっかり引っぱってくれる白香お姉ちゃんが、好きでした。
桃香が言っていた「バケツ排泄」ですが、元ネタがありました。
 それは、お姉ちゃんの手による幾つかのイラストでした。四月以来、お掃除はおもにわたしが担当してきたのですが、その際に偶然見つけてしまったのでした。そこにはお姉ちゃんの筆跡の「排泄」という文字の下に、小さく桃香の字で「はいせつ」と記されていたりもしました。聞いたとき、とんでもないアイデアだと思いながらも、桃香がそんな表現を知っていることが若干不審だったわたしは、すぐ合点がいったのでした。
 正確には、そのイラストのは、バケツではなく木製の桶でした。背景も女性もファンタジーのお城の一室風で、白香お姉ちゃんのあくまで何かの作品の、アイデアだったのです。愚かな桃香はそれを、現実に持ってきて実行する気なのでした。
 イラストは幾つかあり、ファンタジー風や現代風、SFチック、戦場‥‥といろいろあり、エッチなものもそうでないものもありました。同じくファンタジー風でエッチな作品には、綺麗な女性と美少女が、首と両腕を木の枷で固定され恥ずかしい格好で衆目にさらされているものもありました。「さらし台」と、そのタイトルらしきものが書いてありました。そして、わたしの目には、女性は、どこかお姉ちゃん自身に似ているように見えました。
(これは‥‥。お姉ちゃんの願望――‥‥?)
 わたしはそう思いながらも、クスッと笑ってしまいもしました。


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