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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(6)-3

 もちろん、絵はいやらしかったですが、もしそうだとしたら意外な被虐願望が、なぜだか可愛く思えたからでした。それとは別に、白香お姉ちゃんの才能をあらためて思い知り、お姉ちゃんの夢が叶うことを願ったのでした。
「やっぱり、白香お姉ちゃんこそ、だよねー」
 お姉ちゃんの毎日のオープンブラ姿に対して、桃香はそうのたまいます。たゆんたゆん、いや、ぶるんぶるん、でしょうか、精緻な刺繍の布地から溢れる白香お姉ちゃんの爆乳を生活の各場面で見せつけられながら、わたしは自分や桃香のときを思い出しもしましたが、これはあのファンタジー風の「晒し台」の、お姉ちゃん流の現実化なのではと気づきもしました。
 つまりあれは、白香お姉ちゃんのクリエイターとしてのセンスでアレンジされた「作品」だったのです‥‥。そう思うと、わたしは、少なくとも自分がされたことは苦ではなくなりました。クリエイティブなことですもの。洗濯バサミや二段縛りも、きっとそうです。
 でも、桃香のは違います。お姉ちゃんのアイデアを借りた単なる暴走で、オリジナルといえばあのゴキブリだけ。「ひどさ」という点を敢えて度外視しても、わが妹ながら、しょうもないアイデアです。いくらわたしでも、あれは、許容できません‥‥。
 そんな桃香は、白香お姉ちゃんに服従を強いました。
「なんかさー、お姉ちゃん、少しだけどおっぱいのサイズ、アップしてるよねー。ほんの少しだけど――そんな気、しない?」
「え? ええ? いえ‥‥。そ、そうかな? あ――そう、ですか、お嬢さま‥‥」
「ふふふ。してるしてる。ぜったい、発育してるぅ♡ 身長計が戻ってきたら、また身体検査しよっ♡」
 桃香は陽気に言います。
「お姉ちゃんほどの爆乳おっぱいでまだ発育しちゃうなんて‥‥。それも、こんな短期間でさあ。やっぱりあの装置とよう液、凄いよね‥‥。――これからいっぱい悪戯して、もっともっとおっきくしてあげるよ、お姉ちゃん♡」
 わたしは、これを聞いて、そういう桃香こそ、見た目にも確実にバストサイズがアップしているようだと思いました。そのことは確信しながらも、また、
(わたしは、どうなんだろ‥‥?)
と、自分の前を見下ろしたりもしました。
(この胸――まだ、お、大きくなってるのかな‥‥。海田くんにモミモミされて――)
 ――――‥‥。
「それとも、六本足のあのコが効いたかな♡ 口ではいやがってたけど――。また、やっちゃおうかな? お姉ちゃんのいやらしい官能が反応して、その胸、もっとおっきくなるかもしれないし♡」
「そ‥‥そんなっ。それはないっ、それはっっ‥‥! ――あ、ありません、お嬢さま‥‥。ですからそれは――あれだけは、お許しください‥‥」
 悄然と妹に頼み、
「うう‥‥」
と、白香お姉ちゃんは涙ぐんでいました。わたしの心はまた、痛んだのでした‥‥。


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