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prank call
【その他 官能小説】

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1-3

俺は、勇気を出して電話の相手に話しかけてみた。


「……おい、お前オナニーしながら電話してきてんのか?」


『あっ、や、やあんっ、あんっ……あんっ』


だが、声の主は淫らに喘ぐばかりで、返事をしない。


こりゃ、ホントタチの悪いイタズラ電話だ。


だが、とても電話を切る気にはなれなかった。


もっと、このいやらしい声を聞きたい。


俺は仰向けのまま、風呂上がりのパンツを少しだけずり下げ、すっかり固くなっていたペニスを空いた手で握ると、軽くしごき始めた。


これを始めると、頭の中は余計なことを考えなくなる。


イタズラ電話なんて相手にすべきじゃないってことも、どうでもよくなってくるのだ。


電話の向こうの女も自慰に耽り、そして俺もまた女の淫らな声に誘発されて自慰に耽る。


絶頂に向かうまでのこの時間は、互いを狂わせてしまう、そんな気がした。


やがて、変な雑音が混ざってきた。


ヴィーン、ヴィーン、ヴィーン。


さっきからリピートされているカノンの音を押しのける、無機質なモーター音。


俺も男だし、エロい動画はたくさん見てきたから、この音を出す物の正体はすぐにピンときた。


「バイブか?」


相手は答える代わりに、その物体をスマホに近づけて、その唸るようなモーター音を俺に聞かせてきた。


さすがにこれはヤバイ奴かもしれないと、一瞬思ったが、その先にある好奇心が、電話を切るのを拒んでしまう。


バイブまで持ってイタズラ電話をしてくるような変態女なら、こちらもそれなりの対応をしても気にしないだろう。


「なあ、それお前のマンコに挿れてみろよ」


それでも、なぜか緊張してしまう。


何かのドッキリで、俺の電話の受け答えを誰かが笑ってるかもしれない。


だが、もっと女の乱れたいやらしい声を聞きたい気持ちの方が強くなっていった。


『はあっ……はあ……』


「挿れろよ。どうせグチャグチャに濡れてんだろ?」


俺の言葉に女は少し考えていたようだが、ついにこちらの言葉に従ったらしく、


『ひあああっ!!!』


と一際高い声が出た。





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