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中3の夏、闇への序章
【レイプ 官能小説】

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理性の決壊-1

俺達はM子の前に群がって血走った目で食い入るように覗きこんだ。
この時点でとっくに俺達の精神は正常ではなくなっていたと思う。一番前にしゃがんでいた隆志が後ろから押され、よろけてM子の股の間に手をついた。その瞬間、立ち上がろうとしていたM子は押し倒されると思ったのか「いやっ―」と声を上げて立ち上がろうとした。

その声に私たちはびっくりしたが、次の瞬間、信男がすばやく持っていたタオルでM子の口を押えた。予期せぬ信男の行動に「えっ」、「あっ」と他の3人は驚いたが、それが引き金になり、気が付けば俺達全員は一斉にM子に襲いかかっていた。

なぜそういう行動に出たのか今でもよく分からない。俺達はまだ何も悪いことはしていない筈だが見てはいけないM子の股間を見て欲望を感じた罪悪感がこのような行動に駆り立てたのか、あるいは信男はM子の股間を見た時から既に襲おうと決めていたのか、それはわからない。

当時の俺は性欲の塊で毎日何回もオナニーしていたしセックスのことでいつも頭が一杯だった。他の3人も同じだったと思う。いきなり目の前に現れたスカートの中の肉付きのいい大腿とその付け根の性器で盛り上がったパンツの股部分の迫力は俺達の正気を吹っ飛ばすのに十分だったのだと思う。はけ口の無い淀んだ性欲が一気に堰を切ったのだ。

もはや俺達全員は本能的に一つの目的に向かって行動していた。煮えたぎった欲望が有無を言わさず俺達を急き立てた。もう自制が効かない段階に入っていた。手慣れた手つきで信男がM子の鼻をつまんでタオルの端をぎゅうぎゅうとM子の口の中に押し込む間、あとの3人は暴れるM子を仰向けにし、身動きできないように膝と手で押さえつけていた。

M子の驚愕した目とタオルで変形した口が我々を更に興奮させた。隆志がM子の頭のほうから脇の下に手を入れて上半身を抱え、俺と幸治が左右のふとももを抱えてM子を持ち上げた。温かい太ももの感触は今も脳裏に残っている。ズボンの中では歩きにくいほど勃起していた。

M子は手足をばたつかせて暴れたが小柄なM子の抵抗など俺達には何の効果もなかった。そばにあったM子のカバンを拾い上げた信男の後について俺達は当然のように校舎の裏側の体育用具室へ急いだ。全力で逃れようと暴れるM子の体は俺達3人の腕でしっかり確保され軽々と運ばれていった。

淑子が戻ってこないうちにという思いが皆の頭にあったので走るようにして体育用具室まで運んだ。襲ってからわずか2分足らずの出来事だったと思う。


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