危険回避のあとは-2
「あっ、春ちゃん、あたし、智美です」
つながったスマートフォンに向かって智美は声をかけた。
『はあ、はあ、と、智ちゃん…、あうぅん…、あっ、ああん』
「えっ?」
『オナニー中…、おまんこ、気持ちいいのおぉ』
「やだ!ご、ごめんなさい!」
春奈の甘い吐息混じりの声を聞いて、智美は慌てて通話を切った。
「またやってたのね」
智美は自身も今までそれをしていたことを棚に上げた。
「てか、普通、オナニー中に電話に出る?」
春奈の淫乱さに呆れ返ったが、それで智美も開き直ることができた。
「どうせ、パンツの汚れ具合も見られてるし、そっちの洗濯は春ちゃんに任しとこっと。それよりも…」
智美は箱の中から卑猥な下着を持ち上げて、安堵の笑みを浮かべた。
「エッチな方のパンツを忘れなくてよかったぁ。これがないと楽しい夜にならないからね♪」
智美は卑猥な下着が型崩れしないように、ネットに入れて洗濯機に放り込んだ。
「さて、夜のためにココも洗っとこっと」
全裸の智美は、そのまま浴室に入ると、股間にシャワーを当て、愛液で汚れた割れ目の中を中指で擦って清めた。
「はあぁ…ん」
ピンクローターで敏感になったクリトリスは、軽い刺激で直ぐに大きくなった。一瞬で高ぶった女体はまたもや快感を求めて止まなかった。今度は指で割れ目の中を弄り始めた。
「うぅん、気持ちいい…。あたしも春ちゃんのこと言えないかな。あっ、あっ、ああぁ…」
じっくりとその快感を味わった智美は、浴室に喘ぎ声を響かせた。