旅の夜-3
≪開かれた性の扉≫
「高校生?」
「は、はい、1年です」
「きれいな肌ね…」
彼女が手の甲で私の腕をさらっと撫でてきました。その瞬間、全身にゾクゾクっとしたものが走り、それと同時にペニスがムクムクと硬くなってしまいました。焦った私は両手でそれを隠しましたが、全て見透かしていたのでしょう。早苗さんは意地悪く、「ねえ、上がらないと、のぼせるわよ」と笑うのです。
「あ、いや…」
「どうしたの?」
「な、何でもありません」
私は焦りましたが、早苗さんは股間を覗いて、「オチンチン、硬くなったんでしょう」と笑いました。そして、「若いって、素敵。恥かしがることはないのよ」と言って頬を寄せて、そっと唇を重ねてきました。僅かな触れ合いでしたが、もう私は頭が真っ白でした。
「初めて?」
「は、はい」
「そうなのね」
そして、彼女の手がペニスに手を伸びてきました。私はびっくりして、「あっ、あ、ダメです」とその手を振りほどくと共に、誰かが入って来はしないかと、入口の方を振り向きましたが、「いいのよ、誰も来ないから」と彼女に抱き寄せられてしまいました。
やわらかな唇が触れ合うだけでも、頭が真っ白なのに、こんなことをされたら……私はあっという間に腰の奥の方がモヤモヤしてきました。
「はあ、はあ、あ、ああ…」
息苦しくて、何が何だか分らなくなっていました。
「出そうなの?」
「あ、ああ、あの、あの、あ、あ、あ、ああああ…」
我慢するのが精一杯、返事なんかできません。「可愛い」と笑った彼女の指が動きました。ゆっくりですが、しっかりとぺニスを扱いています。
私は手足を突っ張らせて必死に堪えようとしましたが、「我慢しなくてもいいのよ」と彼女に耳元で囁かれると、ふっと気が緩み、その途端、精液が亀頭の先からもの凄い勢いをビュッ、ビュッと飛び出し、湯の中で白い紐状のようなものになりました。
「す、凄いのね」
彼女は放心状態の私に抱きついてきました。
チュッ、チュッ、チュッチュッ…
先程の触れ合うのとは違い、私の首に腕を絡げ、しっかり吸い合う本格的なキスです。
弾けてしまった私は前後の見境がなくなり、夢中で唇を吸い返しましたが、彼女も舌を絡めてきました。
湯船の淵に寄りかかり、何度も何度も互いに唇を吸い求め、私は彼女に導かれ、おっぱいに触り、それを揉みしだいていました。
「はあ、はあ、はあ、はあ…」
「ふぅぅー」
唇を離して向き合うと、彼女の顔はピンクに染まり、額には汗が滲んでいました。今ではとても無理ですが、当時は16歳、出したばかりなのに、もう勃起していました。