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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(8)-1

 その桃香ですが、最近、よく家を空けます。
(どこに行ってるんだろ‥‥)
と思っていたのですが、当人がいない機会ときを見はからったかのように、お姉ちゃんが教えてくれました。
「研究室に行ってるのよ、あのコ。――わたしたちの目を盗んで、ね‥‥」
 そう言う白香お姉ちゃんの両眼には、なんとも言えない妖しい光が点っていました。
「――え? そ、そうなの?」
 どうしてそれをお姉ちゃんが知ることができたのか疑問でしたが、聞かなくても、
「片桐さんが教えてくれたのよ。どうやら、わたしと鉢合わせしないように気をつけてるつもりみたいねw まったく、何を企んでるのかしら、あのコ‥‥」
と、笑みを浮かべながら教えてくれました。何やらサディスティックな笑みでした。
 目の光といい、わたしとしては、そういうお姉ちゃんこそ何を考えているのか聞き出したかったのですが――聞けませんでした。怖くて。
 ‥‥お姉ちゃんもまた最近、研究所へ通う回数が、増えてきているような気がします。
「――ねえ紅香、わたし、思うんだけど‥‥」
 そしてお姉ちゃんは、後で、別の話をわたしにしてきました。別といっても、桃香に関係する話だったのですが。
「あのコにも、白の体操服とブルマを買ってあげようかと思うの。秋の運動会用に」
「‥‥‥‥」
 それから白香お姉ちゃんは、計画を話してくれたのでした。あの片桐さんを使う妹・桃香の調教計画を。自分の実姉をこんなふうに言いたくはないのですが――サディスティックどころか、ほとんど悪魔のようににやにや笑いながら。
「紅香には悪いけれど、やっぱりその格好は、桃香が一番似合うでしょ。――ねえ?」
お姉ちゃんがわたしに振るので、その場のわたしは思わず、
「え、ええ」
と同意してしまったのでした。
 そして、いけない想像をしてしまいました。大勢の前で、可愛いブルマ姿で太腿をさらしながら走っている桃香の上半身で、汗で透けた体操服の下、可愛いながらもしっかりとしたボリュームがあるおっぱいが、ぷるぷるぷるぷるしている様子を‥‥。
 そしてまた、いずれあの娘が着けさせられるであろうオープンブラ姿も、思い浮かべていました。乳首を含む、カタそうだけれどぷりぷりしている、小柄な桃香の乳房おっぱい。それが、下の部分の精緻な刺繍のカップ部分でかろうじて守られている箇所以外の部分がさらけ出されたまま、前に突き出ている様を。その無防備な状態で、桃香が歩くにつれ、ぷるぷるぷるぷる揺れ動く様を。
 それは、あまりにいやらし過ぎる光景、というものです。
 どきどきしてしまいます。わたしも、そうだったのでしょうか‥‥。
 そしてまた、思いました。片桐さんも、海田くんがわたしでしていたというように、毎日、桃香のオッパイで妄想をして、悶々としていたのでしょうか‥‥。
 そう思うと、なんだか片桐さんがお気の毒に思えてきてしまいました。悶々が晴らされるとしたら、あの人のためには喜ぶべきことなのでしょうが、わたしはやっぱり、桃香の姉でもあるのです‥‥。
(集中‥‥期間の間、しばらくあの子のオッパイを自由にさせるのはしかたないけれど――)
 わたしは、彼のことを思い浮かべました。
(やっぱり片桐さんも、桃香のオッパイは、優しく扱ってほしい。海田くんみたいに‥‥)


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