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目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

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紅香語り(8)-2

 そうです。彼――海田くんが、わたしのおっぱいを揉んだり、吸ったりする様は、とても優しく思えました。だからわたしも、感じてしまったのだと思います。彼が気がついているかどうかはわかりませんが、事実上お姉ちゃんに使われる立場であるにも関わらず‥‥。
(あ‥‥)
 わたしは、たったいまも、海田くんの優しい手がわたしの乳房おっぱいに添えられているような錯覚を覚えました。そして、
(はうう、あ、あ、なんだか、濡れてきちゃいそう――あ、あ、だめぇ‥‥!)
 そのまま、その海田くんの手に突如として力が込められ、このおっぱいを荒々しく鷲づかみにされているような気にすらなってしまいました。そうです。この間、実際にわたしにしたように‥‥。
(ああ‥‥)
 わたしは、その自分の妄想――願望で、本当に濡れてしまいました‥‥。
 ――――‥‥。
 片桐さんも、桃香にああいうふうにしてくれると嬉しいのですが‥‥。
(そのほうが、桃香のも、大きくなるかも‥‥)
 そうも、思いました。姉として当然のように(す、少し、違うでしょうか‥‥)。
 さて――。
 わたしは、壁掛けの時計と、そしてカレンダーとを見ました。
 実は、わたしたち蒲生三姉妹にとって、年に一度の特別な日が、近づいているのです。
 末妹いもうと・桃香の誕生日が‥‥。
(何が、いいかな‥‥)
 バースデープレゼントのことを、わたしは考えはじめました。何がいいか、どこに、いつ買いに行くか‥‥。
 桃香のあどけない笑顔が、瞼の内側なかに浮かんできました。エッチなことをいろいろされましたが、やっぱりわたしにとっては、可愛い可愛い妹なのです‥‥。


 またわたしは、最近、あることに気がついていました。測ったわけではありませんから正確ではないのですが、どうも、わたしのおっぱいは、少し大きくなっているようなのです。こうは言いたくありませんが、お姉ちゃんの策略どおりに。少しだけ、ですが。
 そのことをわたしは、海田くんのために嬉しいと思います。だって彼が、義務から解放される日が、より近くなったということですから。
(その日が来たら――)
 海田くんとわたしは、調教者と被調教者という関係ではなく、普通の男子校生と女子校生として、つきあえるのでしょうか‥‥。
 ‥‥実はわたしは、海田くんがこのマンションに来る前に、彼と出会っているのです。彼にも、誰にも、告げていませんが‥‥。
 いえ、出会いというより、正確には、見ているのです。安久須駅で。後ろ姿を――。
 すでに、用意周到なお姉ちゃんから、彼の存在を知らされ、写真も見せられていました。
(あれが、海田くん――)
 雑踏のなかで、わたしはひとり、思ったものでした。
(わたしのおっぱい調教者になる人‥‥)
 これがあったからわたしは、彼がこのあいだ初めてわが家に来たとき、上手く挨拶できなかったのです。あのときは、ベランダで悩んだものでした――。


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