3月:ホワイトデー-5
その指が私の中である部分を探り当てる
「えっ、やだやだ」
ビクンと反応した私の身体に、ゆっくりと笑って
「ここ?」
と舌を出して自分の唇についた私の愛液をなめとった。
「あ・・ぁぁ・・・ぁ」
思わず漏れ出るその声に、満足そうに笑いながらさらにそこを攻めてくる。
「んっんっ・・んっ」
何がなんだかわからなくなるような感覚の中で真上から私を眺める小川くんの顔が見える。
「おがわく・・・ん」
「いいよ。イッちゃえ」
今までぎゅっと自分を保っていたその感覚が
小川くんの言葉でパンとはじけた。
身体の奥からしびれて痙攣している。
「かるくイったね」
息を荒くしてぐったりとする私の頬にキスをして
ゴムを付ける。
「俺もあんまり長く持たないかも」
そう苦笑いして、再び私の秘部を触って
「濡れてるね」
そう言った後すぐに私の中に入ってきた。
「やだっおおきぃ」
私の言葉に笑いながら
「煽らないでよ」
律動を早くする。