投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹
【その他 官能小説】

目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最初へ 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 42 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 44 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最後へ

白香語り(4)-3

 少女は、チェックのスカートをぱさっと脱ぎ捨てた。健康的な太腿が露わになる。カメラは、そこに寄ってゆく。しかし、なんというか、寄り方がぎこちない。構図も変だし、繰り返すようだが、そもそも画面全体がなんだか青っぽい。
(んー‥‥)
 わたしは、舌打ちしたい気分で、唇を噛み締めた。いかにも素人映像という感じだ。カメラとは、ただ被写体に向かってボタンを押せばいいというものでもないようだ。
(そういえば、そんなことも書いてあったっけ‥‥)
 わたしは、参考書にしている映像の撮り方の本を思い出し、もう一度、熟読してみようと思った。これでは桃香に見せても、脱衣に興奮してくれる以前に、興醒めされそうだ。いわゆる、萎え、ってやつかな。
(独学じゃ、やっぱり限界があるなあ――)
 わたしはため息をついて、思わず天を振り仰いだ。マホガニーの天井が目に入った。
(でも、映像の学校に通うのは、進路としてどうだろ‥‥)
 画面に目を戻すと、少女はそんなわたしの葛藤など知る由もなく、次はスクールシャツの襟元に手をやっていた。この順番は、わたしが指示したものだ。ニーソックスははかせたまま、下着姿にしたかった。
 画面全体が青いゆえに、わたしも毎日のように身につけているその制服のシャツと、そして決して派手ではないが、清純そうな少女の襟元からさがっていると、なんとはなしにエッチな雰囲気を醸し出すエンジ色のタイ。それらは、独特の淫靡な雰囲気を醸し出していた。ただの制服少女ではない。その胸にはっきりと見て取れるのだ。スクールシャツの上からでも「ふくらみ」と呼べるほどのものがあることが‥‥。決して狙ったわけではないありきたりの細いタイが、その中央に、左右を分かつように垂れていた。
 青っぽい画面のなかで、少女は恥ずかしげに、ふくよかな胸元からタイを解いてゆく‥‥。
 やがて、紅香の、わが妹ながらなかなか見事な美巨乳が、目の前のモニタにぷるるんとアップになった。


 映像だけでなく、わたしは、同人漫画も描いている。コミックマーケット等には出しておらず、そもそも他人に見せたこともない。そんなレベルでは到底なく、恥ずかしいからだ。
 ストーリーも、あるのだかないのだかわからないようなものだから、漫画というよりイラストと言ったほうが正しいのかもしれない。いくつか描きためたもののうち、「絵」と呼べるレベルに達しているお気に入りの十数枚が、いまもこの部屋の勉強机、その鍵のかかった引き出しにしまってある。
(映像はまだいいけど、こっちは恥ずかしくて、とても他人ひとに見せられたものじゃない‥‥)
 たとえ妹たちにでも、だ。わたしにだって、守りたい青春の夢があるのだ。


目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最初へ 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 42 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹 44 目標はJK? 爆乳・蒲生三姉妹の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前