ご近所さんにエッチなサービスを-3
「こ、これは…」
鼻腔を刺激する牝の匂いに、いまだ現役の大岩老人の肉棒がビクビクと反応した。目の前に割れ目を濡らした女が居るのだ。
「ヤれる!」
それを確信した大岩老人は、瞬時に起き上がると智美の尻を追いかけた。
「ひーっ!」
その智美は荷物を下に置き、玄関扉を開けようとしていた。
「間に合う」
はずだった。しかし、勃起状態で腰の引けた姿勢では思ったように走れなかった。無情にも大岩老人の目の前で扉は閉められ、素早く鍵も掛けられたのだ。
「智美さん!」
大岩老人はズボンをずらしながら扉をドンドンと叩いた。
「開けてくれ」
「ひーっ!」
開けたら犯される。その恐怖を覚えた智美は、寝室まで駆け上がり、布団を被ったまま扉を叩く音をやり過ごすことにした。
大岩老人にしてみれば、ノーパンで歩き廻るほどの淫乱な女は、自慢の肉棒を見さえすれば落とせる自信があった。
しばらく扉を叩き続けた大岩老人だったが、さすがに無理だと判断した。手にした智美の下着の匂いを嗅ぎながら、腰を引いた状態で家に帰って行った。
その一連の様子を、春奈は薄く開いた玄関扉の隙間から窺っていた。
「あちゃ〜、大岩のおじいちゃんにおまんこ見せちゃたよ。どうなっても知らないよ…」
気さくに話しかけただけでも、しばらくは大岩老人に付きまとわれるのだ。今後の智美のことを思うと春奈は気の毒に思った。
「ぶるる…。あたしには無理だわ」
露出に目覚め始めた春奈だったが、自分が大岩老人に見られることはハードルが高すぎた。
「でも…」
しかし、そのハードルの高さクリアしたときのことを想像し、ゾクゾクした春奈は無意識のうちに割れ目に指を食い込ませていた。
ヌチュ…
案の定、割れ目の中は濡れていた。
「うふふ、エッチなおまんこね」
新たな高ぶりを覚えた春奈は、割れ目に指を挟んだまま居間に戻ると、ソファーテーブルの上のピンクローターに手を伸ばした。
すると、手にする直前で目の前でピンクローターが動き始めた。
「えっ?」
驚いた春奈だったが、直ぐに状況を理解した。
「もお、智ちゃんたらエッチなんだからぁ」
春奈は、隣家でも動き始めたピンクローターが、智美のクリトリスを震わしていることを想像してニヤリと微笑んだ。
「チャンネルをこのままにしとけば、智ちゃんがいつオナニーするかはモロばれね」
反対に、自分が使うときに違う周波数に設定すれば、春奈のオナニーはばれないということだ。
「でも…」
自分のオナニーも知ってもらいたい欲求が湧いたが、それをすると機械音痴の智美に周波数のことに気づかれてしまう。気づいた智美がチャンネルを変えることは必至。
「それはもったいないな」
春奈は、自分がオナニーをするときだけチャンネルを変えることにして、今は隣家で悶える智美と快感を共有することにした。
春奈は智美が起動させたピンクローターを摘まむと、それをクリトリスに押し当てた。
「イヤーン、効くううう」
さっきよりも激しい快感に、春奈は女体をのけ反らせた。智美がタイミングよくピンクローターの振動をマックスに切り替えたからだ。
「ああん、あああん」
隣り合う建物から淫らな喘ぎ声が漏れ聞こえてきた。しかし、聞こえて来たのは2軒からだけではなかった。
向かいの大岩の家の中では、毎晩の夜の相手だけでもぐったりと疲れている清美が、いつも以上に疲れる事態が起こっていた。
「ひーっ!も、もう赦して…」
偶然その前を通り過ぎた主婦は、慌ててその場から去っていった。