梨花-1
オサムは梨花を後ろ向きに立たせて両手を背中で縛った。梨花は小さくてきついパンティ・ガードルを穿いているきりであとは何も着ていない。ガードルの股間に小さな膨らみがあるのはそこにパール・ローターをビニール・テープで貼り付けてあるからだ。きついガードルがそれを内側へ押し込むようにしている。もちろんクリトリスの真上に貼ってあり、２時間にも及ぶ散歩の間中スイッチを入れたり切ったりしていたから、ガードルはもうぐしょぐしょに濡れている。
「ねえ、今度は何をするの？」
「そうだな。何をしようか考えているところさ」
「もう私、さっきから内股がプルプル痙攣しているよ」
「そうか。いっぱい感じて沢山濡らすといい」
「頭がおかしくなりそう」
「幸せだろ、気持ちよくて気が狂うなんてのは」
オサムは梨花を俯せに寝かせると両足を大きく拡げて縛った。部屋のあちこちには紐をゆわい付けることが出来るようにフックが取り付けてある。フックといっても、１００円ショップで売っているようなものであり、人間を吊ったり出来るほどのものではない。両足首を別々の紐で縛って、それぞれ両サイドのフックにくくりつけた。それからオサムは梨花の拡げた足の間に座り込み、小さなハサミでガードルの股間に穴を開け始めた。そしてさっき２人で散歩した時に梨花に買わせたいちじく浣腸をそっと注入した。
「ねえ、お願いだから出すときはトイレに行かせて」
「さあ、それはその時の気分次第だ。だから一応念のために下にビニールを敷いておこう」
そう言ってオサムは押入から出したビニールを少しずつ梨花の体の下に押し込み器用に拡げた。梨花のみぞおちのあたりから足首あたりまではビニールの上に乗っている。それからオサムは更に３個の浣腸を施した。もう梨花は家に戻ったとたんに緊張が緩んだようで快感に身を委ねて呻き声を洩らしている。表情も潤んだ声も甘えたなまめかしさに溢れている。俯せに縛られてからは自然に腰がうごめいてしまうのを止められないようで、いやらしく腰がくねる。何か言っているらしいが既に意味をなした言葉にならず、甘いうめき声そのものになってしまった。梨花は浣腸されるのが大好きなのだ。オサムと付き合うまでは浣腸なんてしたことが無かったというのに。はじめは気持ち悪くて仕方なかったのに、いつの間にか浣腸で感じる体になってしまった、いや、されてしまったのである。
実は散歩の前に既に浣腸して排泄しているから、梨花の体内には出す物が残っていないのである。それなのにまた浣腸をしたのはオサムに或る考えがあったからだ。浣腸を４個した後引き続いてオサムは用意したエネマシリンジで胡麻油を１リットル近く梨花の体に入れていった。それから自分のいきり立った性器に余ったごま油をたっぷりと塗りつけ、梨花の体に覆い被さっていった。既に緩んでいた梨花の肛門は殆ど抵抗すること無くオサムの性器を呑み込んだ。
オサムは梨花とひとつになったことを楽しむように殆ど動かない。梨花の肩の辺りを軽く咬んだり舐めたりしている。オサムはキスマークを付けたり付けられたりするのが好きなのだが、梨花は肩を露出する服装が多いからその辺にキスマークを付ける訳には行かない。尤も時には興に乗り過ぎて肩口にはっきりした歯形を残してしまうこともあるのだが。梨花はさっきからうめき声をあげっぱなしである。散歩の前のセックスから計算するともう梨花は４時間以上感じっぱなしなのである。クリトリスは２時間以上刺激を受け続けて大きく膨れていることだろう。
オサムは梨花のうめき声の調子で排泄が近づいたことを知った。するとゆったりとこすりつけるように動かしていた腰を大きく抜き差しし始めた。そうして何度か動かすうちに梨花の口から何とも言えないウグッというような声が出て同時に胡麻油を尻から飛ばし始めた。オサムの動きに合わせてピュッピュッと間欠的にしぶきを上げる。オサムが腰を持ち上げる度に勢いづいた胡麻油がオサムの性器と梨花の肛門の襞との間の隙間をこじあけるようにして飛び出して行く。それをまた今度はオサムが流れに逆らって無理矢理押し込むように勢い良く一気に腰を沈めるので、尻から飛び出す油は間欠的になってしまうのだ。油だからオサムの性器はヌルヌルと梨花の肛門の中で気持ちよく滑る。胡麻油独特の匂いも慣れると何か性的なものに感じて厭らしい。
オサムが発射して梨花の体の上にぐったりと体重を預けるとオサムの性器に邪魔されて中にとどまっていた油が待っていたようにオサムの小さくなった性器をこじ分けて外へ出ていった。オサムはこのまま性器が小さくなって押し出されてしまうまで自分から抜くことはしない。ときにはそのまま梨花の体の中におしっこすることもある。