通販でお色気作戦-2
さらに下が問題だった。
「これってヒモじゃないの!全然股間が隠せてないじゃない!」
智美の目が丸くなった。
「うふふ、そうよ。これを穿いておまんこに食い込ませたらエッチだと思わない?」
「やだ、ちょっとお」
春奈の口から露骨な単語が飛び出したので、智美は眉をしかめた。
「あっ、ごめんなさい。露骨だったかな」
春奈は舌をペロリと出して謝った。智美を誘うことに成功した春奈のテンションは上がり、もう箍が外れている状態だった。
「いいけど、春奈さんでもそんなこと言うのね。凄く意外」
童顔の春奈からはもっとも縁遠いと思っていた。
「あら?智美さんは言わないの?セックスのときとか」
「言わない言わない!そんな恥ずかしいこと言えないよ」
智美は手を振って否定した。
「だったらセックスのときに言ったらいいよ。普段言わない女が【おまんこ】って言うと凄く興奮するみたいだから」
いつもは受け身の春奈だったが、セックスのことで立場が逆転した今、うろたえる智美を見て少しからかいたくなっていた。
「きゃあ、無理無理無理」
智美が両手で耳を塞いだが、直ぐにその手は春奈に掴まれた。
「ダメよ塞いじゃぁ…。あたしも智美さんも滅多にする機会がないのよぉ…。相手が興奮したキツーイのが欲しいと思わないのぉ…」
春奈は智美の耳元で囁いた。
「ヒャン…」
耳元が弱い智美はピクリと女体を縮こまらせた。
「うふふ、智美さんて案外うぶなのね。いいわ、もう強要しないから」
春奈は智美の手を離した。
「春奈さんが進み過ぎてるのよ」
智美は耳を摩りながらほっと息を吐いた。
「で、どうするの?今さら買わないなんて言わないよね」
春奈は探るような視線を向けた。智美は素早くその視線から目を反らしたが、それでもか細く答えた。
「買います…」
「よかったあ。で、どっちにする?おまんこスケスケか、おまんこ食い込みか。あっ、あたしは言うけど気にしないで」
安堵した春奈のテンションは、さらに上がっていた。
「もお、やめてよお」
「うふふ、どう言い繕っても、おまんこするために買うんでしょ。智美さんたら気にし過ぎよ。で、どっちにする?」
「じゃ、じゃあ、お、おまんこスケスケの方で…」
春奈のテンションに釣られてそれを口にした智美だったが、言った直後で真っ赤になった。
「うふふ、智美さんのエッチ」
「もお、やだあ。もう言わないからね」
「はいはい。じゃあ智美さんはおまんこスケスケパンツと乳首スケスケブラね。あたしはおまんこ食い込みパンツとマイクロブラ。はい、カートに入れたよ。ついでにこのスケスケのネグリジェも買おうか?」
春奈はノリノリだった。