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人妻危機管理室長・危機
【鬼畜 官能小説】

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終宴そして開宴-2

 人目をはばからず痴態をさらす女たち。暴力に怯え、ヴァギナはもちろん手、口、さらにはアヌスまでもが男の性欲のはけ口にされてきた。そのどれもがセックスとはほど遠いケダモノの性交・・・。屈辱と苦痛しかなかった。
 それが今はどうだ。女の舌使いは優しく繊細だ。指先の動きはデリカシーに富み、それでいて巧妙に弱点を突いてくる。かつてないほどの激しい性的興奮に、女たちは我を忘れてヨガリ泣いた。下半身を結合させたまま双臀を振り、己の乳房を揉みしだく。
 さらに、眩い人工光と男たちのギラつく視線が女の官能を狂わせた。見られているだけで子宮が疼き、双乳がしこる。理性は完全に崩壊していた。
「ああっ、ううん・・・あっあっ」
「あっあっ、あはぁああ・・・」
甘えたような嬌声が、女の惑乱を物語っている。
 女の喘ぎ声が激しさを増した。腰の動きも早くなる。足の指が反り返り、目も虚ろだ。アクメに達するのはもはや時間の問題だ。

「よし、そこまでだッ!」
竜也が声を上げると、ステージ上の千佳の黒髪を思いっきり引いた。
「ヒイイッ!な、何をするんですッ!」
あまりの痛さに尻を浮かせた瞬間、舞依との結合が外れた。模造ペニスは千佳の女性自身が咥え込んだまま愛液を滴らせ、悲しげにうごめいていた。
「ああっ・・・」
哀しいのは女たちも同じだ。歓喜に燃え盛る女体に、いきなり冷水を浴びせられたのだ。昇天寸前に地獄に突き落とされる。そんな表現が決して大袈裟ではないほど、絶望的な気分だ。不満と抗議の入り混じった顔で、男たちを見つめている。
「セガレもすっかり元気を取り戻してな。慰めてくれよ」
竜也の言葉通りレスビアンショーに刺激された男たちの股間には、青筋を浮かべた剛直がそそり立っている。
「人妻の身体も飽きたしな。若い舞依をいただくか」
健康そうな張りのある太股を押し開き、肉棒を突き入れた。
「やめてぇっ!ダメえっ!」
悲鳴を上げたのは以外にも千佳だ。
「舞依は私の大事な人なのッ!舞依を穢さないでッ!」
今にも飛びかからんばかりの形相だ。それを悟が押さえつけ、のしかかった。
「お願いッ!やめてッ!私は舞依を愛してるのッ!」
涙を浮かべて哀願する千佳を無視して、竜也は腰を使い始めた。

 十年前の屈辱を忘れたことはない。移動の日、挨拶に訪れた営業一課。すべての社員が自分のことを嘲笑っている気がした。
「後藤さん、痴漢ですって」
「ヤダァー、キモチワルー」
女子社員が不潔なものでも見るような、軽蔑の眼差しを向けてくる。
「惨めだなあ。ああはなりたくねえな」
後輩社員までもがせせら笑っていた。
「お世話になりました」
私物を詰めたダンボール箱を抱え、逃げるように背を向けた。地下駐車場までの数分間が、数時間にも感じられた。
 あの日以来、社員食堂や厚生施設を使ったことはない。同僚や後輩と顔を合わせるのが辛かったからだ。昼食はいつも薄暗い地下の詰め所でコンビニ弁当だ。だが、これからは違う。堂々と社食を利用しよう。千佳を見つけたら声をかけてやる。
「やあ、斉木さん。お元気ですか。先日は有難うございました」
周囲に聞こえるような大声でだ。逃げ出したくなる俺の気持ちが分かるはずだ。
「写真見ますか?いい画が撮れたんですよ」
スマホを顔前にかざしてやる。どんな表情を浮かべるか、今から楽しみだ。
 積年の怨みが一気に解消される気がした。恥ずかしいのは俺じゃない。千佳だ。ザマアミヤガレッ!竜也の目は鬱屈したそれではなかった。

 一年後・・・。新橋の居酒屋。店員の目を気にしながら、竜也と悟がスマホのスライドショーを再生していた。
「生々しいっすねえ。もう少し楽しみたかったけど・・・」
 あれから何回かホテルに呼び出し、凌辱の限りを尽くしていた。勤務中にレクサスの後部座席で、フェラチオを強要させたこともある。だが、舞依は結婚のため寿退社していった。それを追うように、千佳も夫の赴任先に越していった。
「センズリで我慢してろよ。当分おかずには困んねえだろ」
竜也が声をひそめて言った。あまり追い詰めて、警察に駆け込まれても困る。ちょうどいい時に退職してくれたと思っている。
「ところで・・・」
アルバムの「ピープル」をタップした。
「これが千佳の後任だ。34歳の子持ち。どうだ、いい女だろ」
正面玄関の車寄せにたたずむのを隠し撮りしたものだ。
「おおっ!」
悟が感嘆の声を上げた。知的な目鼻立ち。ミディアムボブにスラリとした肢体は、とても子供を産んだとは思えない若々しさだ。それでいてバストやヒップからは、ムンムンとした成熟した女の色気を漂わせている。
「足首なんかキュッと締まってよう、あそこの締まりも良さそうだぜ」
竜也の話に悟が生唾を呑み込む。
「そしてこっちが・・・今年配属された新入社員だ」
食堂で同期生たちと談笑するバストアップ写真だ。
「すげえっ!」
悟が竜也のスマートフォンを奪い取ると、食い入るように見つめている。ポニーテールに白いブラウスが初々しい。おまけに弾けるような笑顔はアイドル並みだ。
「かわいいだろ?おっぱいなんかプルンプルンでよ。揉みごたえあるぞー」
悟の目はすでに血走っている。
「いつかチャンスがあればお前の職場に連れ込むよ」

 そのいつかは意外に早くやってきた。

                      (完)


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