特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.1-7
「飛鳥…俺も…」
トランクスを脱いで、雄芯を突き立てた草野が飛鳥を呼ぶ。
羨ましがっていたのは、どうやらお互い様だった様だ。
飛鳥は目の前出された草野の雄芯を、まじまじと見詰める。
日立と同じく全体的に赤黒いが、血管が絡み付くイバラの様に走り、幾分日立より細長い感じがする。
(人、それぞれ違う…んだ)
ためらう事無く、飛鳥は舌を伸ばし、鈴口から滴る透明な雫を舐めた。
「んっ…」
眉間に皺を寄せる草野を余所に、いつしか飛鳥は興味の赴くまま口での愛撫に没頭していく。
(んぅ、味も違う…。どうして?男の子って皆同じじゃないの?)
拙いが縦横無尽に舌がはい回る。飛鳥はいつしか日立に背を向け、草野の股間に頭を埋める態勢になった。
「っ…飛鳥…っあ」
よがる草野を目の前に、日立は飛鳥の秘裂に唇を寄せた。
「ふっ!?っうんっ!…んうううっ」
くぐもった悲鳴。飛鳥の秘裂は先程迄の草野の愛撫により、真っ赤に充血して愛液を滴らせていたのだ。その、溶ける様に柔らかだった草野の愛撫とは全く違う、日立の荒々しい愛撫。
左右に佇んだ紅色の貝殻を両方の指で左右に押し開き、ナメクジの様な舌がツルリと滑る粘膜を上下する。
鼻先は、意識が有るのか無いのかは解らないが、ちょこんと顔を出した肉芽をグリグリと刺激している。
初めての2ヵ所同時攻撃に息も切れ切れ、飛鳥は口に含んでいた雄芯を放し、思い切り歓喜の声を上げた。
「っあああっん…ああっ!ひゃぁ…」
口から放たれた、赤黒くそそり立った雄芯は行き場を失い、高揚した飛鳥の顔に擦りつく様に密着する。
思わず飛鳥の顔を見ると、なんとイヤらしい事だろうか。歓喜の声をあげながら、雄芯に顔を擦りつけている。
「くっ…ッ」
思わずイきそうになり、草野は慌てて視線をずらす。目の前にいる日立に視線を送ると、ローションの蓋を歯で開けている最中だった。
ダラリ…と真っ白い双妨から透明な粘液が滴る。高い位置から落とされるローションは官能的だ。
すべすべの双妨を揉みほぐす様に、日立は愛撫する。
ゴツゴツした手が舐める様に這う。少しでも乱暴に力を入れたら弾けてしまいそうだ。まぁ実際、弾ける事は無いにしろ、手痕はハッキリつくだろう。
しかし、その馬鹿力を押さえて柔らかく揉む。手加減しているのだ。その手つきは、相手が好きな女じゃないと出来ない動き。好きな女に感じてもらおうとする思いやり、なのだろう。
「んうっ!?ひた、ち…ひゃぁ、…いや!…やめぇっ!」
身悶えする飛鳥。落ち着きを取り戻した草野は、日立の隣りに移動した。飛鳥は天を仰ぐ様に双妨を掲げ、二人に秘所を曝す形となっている。
しかし、そんな醜態に気付いていない。いや、気付く余裕が無いらしい。
何故なら…赤く熟れた秘裂の上、皺が寄った窪みに日立の指が挿入されているのだ。
「やめ…て、ひゃっ、変だよっ!」
抵抗は形だけ。
引っ掻く様に指をうねらせると、人工的な排泄感にむず痒いのか、秘裂がピクピク動いて蜜を滴らせているのだ。
指を2本…と増やすと、悲鳴は喘ぎに変わっていく。
ふと、視線を合わすと草野は頷いて、指を秘裂に沈ませていった。
「あああああっ…!ひゃあああっ、んぁ…だめぇぇっ」
草野と日立による粘膜を挟んだ愛撫に、身体が跳ねる様に痙攣をおこす。
二人から送られる指での抜き差しがシンクロし、いつの間にか飛鳥もそこに重なっていく。
しかし、足りない。
飛鳥は指よりも、もっと大きな物に支配されたくて仕方が無くなって来たのだ。
(ん、足りない…あたしってなんてヤラシイんだろ…。でも…)
人間の本能なのだから仕方ないのだが、処女の飛鳥にとっては羞恥以外の何でもない。
きゅんきゅん、と疼く秘裂。指での愛撫は気持ちいい…だけど……