覚醒-9 「高木さん、ちょっと手伝ってくれるかい?」 レジの私を奥の倉庫から呼んでいる。 「は〜い!」倉庫の奥に聞こえるように大きな声で返事して 「多分棚卸だと思うの。ちょっと奥で社長を手伝ってくるね。」 同じシフトで働く同僚にいって私は倉庫に向かった。 「社長?どこですか?」そういう私に 奥の棚の陰から須藤が出てきて「社長じゃないだろ?ご主人様だろ!メス豚。来い。」 「はい…ご主人様…」